リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

やはり労働者は”消耗品” なのか? 厚生労働省の人間の考えている方向

ショッキングな内容です。

こんな労働契約って、いや、協定って・・・

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

 

つ、月300時間を、年間6ヵ月??

 

仮に、週休2日として、

 

 

出勤日の課外時間:24 - 9 = 15時間

休日の課外時間 :     24時間

 

月30日なら、(15×5 + 24×2) × 4.2週間

 

 

 

たった約560時間の自分の時間のうち、

300時間が残業??

 

睡眠時間も必要です。

 

毎日睡眠時間を 最低限の6時間とすると・・・

 

6 × 30 = 180時間

 

560 - 180 = 380時間です。

 

380のうち300時間?!?

 

ほぼ自分の時間を差し出せということか?

 

 

 

 

時給1500円程度で、人生を差し出せと言っているのと同じです。

 

 

問題はやはり国立系機関であること

 

 

これの一番大きな問題は、国が関与していることです。

 

勤務医や看護師は、結構使命感で動いているところがあります。

 

 

 

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目の前の患者さんを置いて、自分の命を守るためであっても、

逃げることができないのです。

 

 

 

電通の事件も同じですが、

管理者といわれる人は痛みがわからないのです。

 

 

 

 

私も、とある病院で某厚生労働省の天下りと一緒に仕事したことがあります。

 

その時に感じたことを鮮明に思い出しました。

 

 

 

 

彼らは保身に走りながらも、

単に純粋に、”モノ”を扱っているだけなのです。

 

 

 

単純に、人に触れている感覚がないのです。

 

そう、考えたことがないから、

人に指摘されてもわからないのです。 頭はいいはずなのに。

 

 

医療システムという、ただのプログラムを書き換えているだけ、、、、

書き換えられるプログラムが、自分と同じ人であると感じる感性がありません。

 

 

 

したがって、それらの医師や看護師が支えている、多くの患者の命も

もちろん感じていません。

 

 

私も、働いているときに、自分が消しゴムのように扱われているという

実感を毎日感じました。

 

 

 

二度と厚生労働”廠”に触れたくないです。

 

 

こういう被害をなくしていくには

 

対策はどんなものがあげられるでしょうか?

 

 

 

病院長、部長など、現場の責任者の責任を問う必要は、確かにあります。

早急に月100時間で締結しなおすというのは、あまりに安易です。

 

100時間でも過剰です!

医療に、精神論は要りません。根性だ毛で、患者はよくなりません。

 

 

 

後ろに控えている官僚の責任を取らせる方法

考える必要があります。

 

 

病院長さえも、トカゲのしっぽきりです。

 

 

いい方法はないのでしょうか?