リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

ウィーン市内 ただ乗りできると思っていたらご注意あそばせ

管理人です。

ウィーンに住んで3ヵ月。これまできっちりチケットを買って公共の交通機関に乗っていましたが、

 

・駅に改札がない

・トラムもバスも国鉄も同じチケットで乗り放題

 

なので、日本から来たらまず戸惑うと思います。

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この写真のように、改札はなく、ただ境目に

打刻機なるものが設置されているだけである。

 

基本的に、有効なチケットを持っていてValidationされていれば、

素通りなのである。

 

日本の感覚としては、

 

電車に乗るには、

まず切符を買って(これは)ICカードの発達でなくなりました)、

駅構内に入る必要があります。

 

駅の内外という感覚がないのです。

 

ウィーン西駅を含めて、オーストリア国鉄では、いきなり駅についてホームから乗ることができます。

 

 

そう交通への障壁が少ないのです。

これは考察されています。

ウィーンの改札と交通のありかた - オーストリアSV : Global Studies Program 2015 : 横浜国立大学 YNU

 

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さらに面白いことに、

誰も本当にチケットを持っているのかわからないんです。

 

みんな、さっと来て乗って、さっと下りていく。。。

時に観光客が車内でValidationするのを見る程度です。

 

私も(仮)現地人 でしたので、

きっちり毎月MotateKarte(1か月券)を買っていましたが、

だんだんお金を払って交通機関に乗る感覚がなくなってきました。

 

 

それは誰も同じでないでしょうか?性善説のような。

もはや誰もチケットを持っていない?とさえ疑っていました

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ところがです。

帰国する前日についに検札に会いました。

 

どっちかというと、「やっと会えた!」に近い感覚でした。

現地の人から時々あるよとは聞いていましたが、ようやく会うことができました。

もはやレアポケモンです。

 

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背中だけですが、オジサンはすっと乗ってきて、そして自分の名札を見せて、ぼそっとチケットを拝見といいます。やる気なさそうなんですが、神出鬼没で、さっきはありませんでした。

 

そして、30歳前後と思われる男性を連れて車外へ出ていきました。

きっと彼は捕まったのでしょう。

 

無賃乗車は100€越えの厳罰です。

ウィーンでは言葉ができないわれわれは決してただ乗りしてはいけません笑