リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

医師の皆さん気をつけてください 新たなワンルームマンション投資の魔の手が伸びてます

管理人です。

今日は少し注意喚起です。

 

学会会場でみかけるワンルームマンション投資勧誘

 

今年になってからでしょうか?

最近ちらほらと、各学会会場の出展者の並びに、違和感のあるブースが見られるようになってきました。

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節税 投資

 

 

いつものような言葉が連なっています。

さっぽろの学会の時には、ニセコの中古マンションとかも売っていました。

 

ほとんどバブル時代の遺構のようなものを、実勢価格は値がつかないくらいなのに安く思うように仕掛けて、売り抜けようとしていました。

 

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前を通ると、他の医療関係の会社さんなどは、礼儀正しいのに対し、まさに売り込みとばかり結構しつこめに声をかけてきます。

マイルドなポン引き風です。

 

学会ってのは誰でもお金を払えばブースをもらえるようになったのか?

 

学会などは、全国の参加者の利便性も考え、そして施設の融通を考え、大都市のターミナル駅周辺のホテルを会場に行われることが多いです。

先般の事情により、学会への協賛金などが減少してきているため、学会の運営がきつくなってきているのは小生もよくよく知っています。

 

学会乱立時代によって、日本専門医機構の基礎領域の学会を除き、ほっておいても会員数が増える学会などはありません。

 

 

運営経費や、人的コスト、さまざまにより年間何千万単位での経費が掛かるところもあります。

ましてや現在の学会を牛耳っている世代は、団塊の世代で、贅沢をしてきたことが忘れられず、未来へ資金を残すことをせず、会費で会長招宴などをしています。

 

若手世代は、それを見聞きしていますので、学会に入りません。

当然年会費だけでは運営は厳しくなる。

その分企業からの協賛金で補おうとする。

でも時代柄どんどん協賛金は減っている。

 

 

そして、どんな会社でもブースを出してお金をもらえるなら構わない。

 

このようになります。

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そもそも学会て医師が自分たちの勉強のために立ち上げたものではなかったのか?

 

最近、利権などの動きの方が私は目につきます。

だんだん自分の年次が上がってきたことと、学会への関与が増えてきたことがそう思うようになった原因でもあるのですが、マイナス面が目につきます。

 

 

それよりも、

医師がカモに思われているだろうことが腹が立ちます

 

 

そりゃ誰もが節税したいし、安定収入は欲しい。

 

でもこのブログを見てください!

 

seikeigekai.org

 

この10年、不動産の投資の窓は閉じています。

 

ワンルームマンション投資なんて、完全にオワコンです。

 

医師の皆さん、注意してください!

こう書いている間にも、1名の医師がつかまって、説明を聞かされています!

そんな暇があったら、もっと医療機器の説明を聞いて下さい!

 

 

この記事ももっと具体的で必見です。

www.americakabu.com

 

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解決するには自衛しかない

 

多少の注意喚起では、焼け石に水でしょう。

彼らから見れば、われわれはカモであることを自覚する必要があります。

 

 

来年から医局で「資産形成の基礎」の研修をするべきかなあ?と思いました。

今年の損出しが完了して心が落ち着きました。そろそろ年の総括が必要ですね。

管理人です。

 

年末に向けて、投資をする人たちはやるべきことがあります。

年間の総括と、損だしです。

 

意味もなく税金を取られないように、年内に利益を消しておく必要があります。

 

 

12月中の、3営業日前までに損を確定させておけばいいのですが、みんな思うところは一緒で、12月には利益確定売りや、その逆の損確定売りと買戻しを狙っている人でマーケットを溢れかえってしまいます。

 

最近は外資など、年度ではなく年の決算のところも増えてきたので、なおさら年末の値動きというのは、静謐ではないといえます。

 

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私は最近、10月から11月くらいに売り抜けておいて、こそっと買戻しを行い、心穏やかに12月の相場に戻るということを心がけています。

 

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相場観も大事だが、長期スタンスならば心の静謐さも重要

 

読んでタイトルの通りです。

損が膨らんでいるときに人間の心理状態は、揺れ動く炎のようです。

自分が働いてきたことが泡となって消える音が聞こえます。血がにじむ思い。

 

経験者ならだれもがわかるでしょう。

 

安定した投資の継続には、心が重要なのです。

プラスとなった表を見ているだけで、人は優しくなれます。

 

 

今回、年間の受取配当金を少し上回る程度の損を、数日前に確定させました。

そして、その半分はすでに買戻し済みです。

 

その間に6%程度株価が下落したので、ちょうど部分的に6%回復、持ち分全体としては、1%回復した計算となります。

 

 

受け取った約45万円の配当金をすっかり消す計算になりますので、

 

支払手数料は約5000円。

節税効果は約9万円。

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勢いで年の総括もしちゃおう

 

今年から、整形外科医のブログ 主さんを見習い、

seikeigekai.org

細かい支出を記録する家計簿的なものではなく、

投資の収支のエクセルを付け始めました。

 

 

家計簿が本当に嫌いで、帳簿を付けられないので、(かけた時間とそれで改善する収支の効果の効率がとても悪い)

マネーフォワードは重宝しています。

 

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資産管理のエクセルを用いて、専用のエクセルを作り、そちらで計算しています。

本当はAPIなど作る能力があればもっといいのを作れるのでしょうが。

 

 

1年間で投資ポジションは 33%から38%に膨らみました。

 

3年前からの平均値として、現金は月に4万円弱増加でした。

比較して投資は、月に21万増加でした。

 

年間300万円の財産増加でした。

もちろん、これは給与収入も含まれるので、純粋に投資ではありません。

 

 

 

おいておいて、

 

不動産収入は、年間55万円。

預金利息は、年間1万程度。

貸株金利が同じく1万程度。

配当金が45万程度。

 

まあ、現在年間約100万円の不労所得です。

目標値のまだ1/3程度ですが。

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不動産利回りは、安定の7.1%

ペーパーアセットの利回りは、3.3%

全体としては、5%弱といったところでしょう。

 

 

うん、悪くない。

そう思って、昨年の決算を見直しました。

 

 

www.orthopaedicrheumatologist.com

 

昨年は3.14%としていますので、良しとしましょう。

まあ、利確していない物件は含まれないので、本当はこの数字は何とも言えないですよね。

 

では。

 

 

来年も頑張ります。

 

 

 

 

 

旅行用や出張用のキャリーは肩の筋肉を傷めないために4輪がおすすめ 

管理人です。

 

更新があいてしまいました。

いくつか挙げたのですが、諸事情により取り下げさせてもらいました。

 

 

今回は、日常の所感なので問題はなさそうです。

 

お題は、RemowaやSamsoniteなどに代表される、荷物運搬用のキャリーです。

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最近の外来で、肩腱板断裂の症例を1日に四人診た



題名の通りが結論なのですが、面白いことに、

 

4名がほとんど同じ理由で肩を痛めておられました。

 

「先日ヨーロッパに行ったんですが、石畳が多くて、、、」

「出張の時に、ホテルが駅の逆側で、、、」

 

などなど。

 

 

みなさん利き手の肩の痛みを訴えられました。

 

診察してみると、painful arc陽性で、Bear Hugテストも陽性です。

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クリックすると新しいウィンドウで開きます

 

MRIの画像は、本人ではなく、サンプル画像ですが、

診察上は、棘上筋と肩甲下筋が危ぶまれました。

そしてMRIもその通り。肩甲下筋腱と上腕二頭筋長頭腱炎も合併しています。

 

 

炎症が強い時期ですと、

 

肩は夜中に痛くて寝れません。

 

 

そういう疾患なのです。

いったんは保存的治療として関節内注射を行いました。

 

はたして彼らのうち何人かは手術になってしまうのか・。・・

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なんでキャリーケースは腱板断裂をおこすのか?

 

 ゴルフや車の後部座席のものを取るなどの動作は、これまで私はリスク因子、危険動作ととらえてきました。

 

今回のキャリーは新規案件です。

 

改めてキャリーを引く動作を見てみることとしました。

 

 

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製品は、特に私には関係ありません。

 

 

 

女性が引く動作の肩の位置を見てください。

肩関節は伸展位になっています。

 

この位置では、上腕二頭筋長頭腱はかなり伸長された位置になっています。

加えてそのため内外旋の制御に大胸筋のコントロールが効きにくい位置にあります。

 

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石畳などにキャリーがひかかったりすると、急に内外旋やけん引力がかかります。

そうして、遠心性収縮がかかり、腱付着部や筋断裂を起こすことになります。

 

 

肩関節伸展位でのものを引っ張る動作は、禁忌といっていいでしょう。

 

 

 

では、どうしたらよいのか?

 

そう、下図です。

 

キャリーは押して転がすのです。

 

 

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理想は、片手で押して進める路面状態のところを歩く。

当然、4輪でないと安定しないので、ビジネスマンが使っている2輪と2足のタイプは役に立ちません。おしゃれでもあるのですが、肩には天敵です。

 

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そう、2輪のキャリーの説明書には、肩の筋肉を傷めることがありますと、記載する時代も遠くないかもしれませんね。

 

 

新しいキャリーを買おうとか、新調を考慮している人がこの記事を見てもらえると嬉しいです。

最も大きな絵を描いた(描かせた)声の大きな人が勝つんだなと思った

管理人です。

絶賛学会シーズンに突入。

毎日、外来より手術よりなにより、一刻も早く目の前のスライド作りや原稿作りの痛みから逃れたくって、パソコンに向かい合っていたいです。

 

ほとんど病気です。加えてまた科研費の時期がやってきました

 

昨年の記事を見て、

 

www.orthopaedicrheumatologist.com

 

 

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一体全体、われわれは何のために仕事をしているのか、わからなくなることもしばしば。  とっくに開業した、同期がうらやましくなる時期です。

 

 

開業したら、

自分のがんばった分=患者のため=自分のため

 

直結するので、生きがいやりがいがありますよね。

 

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組織に属すると、そういう自分はないです。

私よりも会社員の読者の方が、よりその思いは強いのではないでしょうか?

 

やとわれ世界の包含関係

 

一般の方がこの題名でわかりやすいのは、

 

白い巨塔 ではないでしょうか?

 

教授のために、すべての医局員たちはいる。すべてのものは教授のもの。

何でも好きにやってもよい。

 

会社員でいえば、社長の鶴の一声は何よりも重い。

 

 

すべて被雇用人の人権は、包含関係のなかで、先頭に立つ人に所属します。

 

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これは私が嫌いなだけなのですが、これまでの人生で回避選択肢を有効に使用できた経験はありません。

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権力者が大きな絵をかいて、それの業務を服従者に指示して、動かして、成果物は絵を描いた人のもの。責任は服従者の責任。

 

これが現代の権力図です。 昔からもそうだったのかもしれません。

 

 

これは組織の中で、直接圧力が強いため、最も有効に作用します。

 

 

富の再分配は行われません。

日本という国の社会は責任を取らないで成果を取る、

責任者と名をつく者たちに蹂躙されてきたのです。

 

 

seikeigekai.org

 

 

でもこの構造は、何にでも当てはまるようです。

 

 

投資家の先生は、むしろ仕組みを作ったとして尊敬するようです。

仕組みを作るのはとても大変で、成果物は作った人の

確かにそれもわかります。

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 人の能力は2~3倍差があっても、10倍は超えない

 

組織が大きければ大きいほど、上にあがった時の風景は俯瞰像になります。

 

言い換えると、多くの人を一人で動かすことになります。

10名の部下がいれば、10倍の面積を見ることになります。

 

部下に部下がいれば、もっと影響する範囲は大きくなります。

 

 

上に立つ人が優秀であることは間違いないのですが、

私の持論として、人の能力はそんなに変わらないと思っています。

総合力でという点がミソです。

 

 

 頭の回転は個人差があります。

中高時代に怪物を見てきました。私の10倍は速度の速い人がいます。

そんな私でも、自分の組織内ではいい方だといわれることがあります。

 

 

ただ、個人の総合能力は、頭の回転だけではないです。把握力や、鈍感力(笑)、行動力、責任力など、フィールドは広いです。

 

そういう意味では、上司は100名の部下を俯瞰できるほどの能力を持ちえません。

それでも、100名を管理するために、表面だけの管理や、2次管理などの手法を用いて、組織を守るための仕組みが作られています。

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話がそれました。

 

少なくても、同じ医師同士の間では、たとえどこかの大学の教授であっても、能力や貢献度はそんなに差がないはずなのではないでしょうか?

  

 

 

先日、1つの企業出資の臨床研究の依頼が私にありました。

 

 

とある薬剤が、投与された患者さんのADLやQOLをどう改善するのかを調べる研究です。

 

これにかかる費用は、とある製薬会社が出資し、臨床研究に準じるため、企業出資の別会社がこれの管理にあたる。研究責任者は、とある大学の有名な教授でした。

 

2000名を対象に行うとのこと。

逆に言うと、2000名に同薬剤が使われることになります。

2000名分の利益を狙ってのことでしょう。

 

 

研究の、データ収集は依頼された全国の施設のリウマチ医が行います。

時間も彼らが使います。報酬は〇万円とのことです。

 

集められたデータは、統計家が処理することになります。製薬業者からこれも支払われます。

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論文は、代表者関係なく、一部の末端のゴーストさんが書きます。おそらく著者の中のかなり後半に名前が載るはずです。

 

 

で、大きな声を持つ、代表者の人がトップの成果物をとる。

 

この人は普段の発表も、自分の部下に作らせることが知られています。

 

 

うがった見方をします。

性格悪いなと自分でも思いますが、他人に使われるのが至極嫌な性格でして。

 

代表者は、もしかすると絵を描くのも自分でしていないかもしれません。

もしかすると絵は自分で書いたのかもしれません。

 

で、それを製薬会社に企画をさせる。製薬会社は、製剤投与から生まれる利潤と引き換えに、かかる費用を拠出する。その費用は、全体のうち多くが代表者関連にかかる費用として使用される。

 

〇万円の金額の少なさ(1例にかかる時間を考えると、分担者の時間は買いたたかれている!)を考えると、おそらく人件費をかなり抑えていると思われます。

 

 

そして、結果として出てきた結果の所有者は代表者のもの。

 

 

責任者にあたる人間は、絵を書けと指示するだけで、もうかっていく絵図です。

勝ち組ですよね。

ビジネスで成功した人も、仕組みで設けるが、彼らは自分で作ったもの。

これらの人は。。。。多くの人の血でできたもので儲けています。

 

ここらでやめます。

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私は嫌です。

〇万円の報酬を得るために自分の時間を買われ、誰かが楽している絵図は嫌いです。

 

 

 

 

これらの絵図はもっと生物学的製剤が安くなればましになるのでしょうか?

少なくてもオプジーボなども同じ構図がぶら下がっています。

私の知り合いの関係者は、あちこちで講演やなんやと呼ばれまくっています。

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大きな声は、お金を動かし、お金を集める。

単純な仕組みがあるんだなと思いました。

 

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