過日の記事で、リタイアへの道ということで、試算を示しました。
その際には、月30万円の不労所得が必要 と書きました。
そのためには、12000万円の延べ資産を運用して。。。
ところが、このブログでは、月百万円を悠々自適への境目としています。
全然スペックが違います。
そのためには、スモールビジネスで種を増やしながらストック型高配当株式と、都心部の一棟ものを所持するというのが戦略とされています。
この方のリテラシーは素晴らしいです。
ご自身で本を書かれるレベルです。
医師の経済的自由-豊かな人生と理想の医療を両立できる第3のキャリアパス
- 作者: 自由気ままな整形外科医
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実際にお会いしたこともありますが、どのような案件に対しても、
「的確もしくは自分なりの考察ができる」
点が卓越しています。
私もそれなりに頑張っているつもりですが、
まだまだ先は遠いです。
その一方で、どんなに優良企業に勤めていて、仕事をそれなりにレベルにされている方であっても、全くと言っていいほどリテラシーのない方がいます。
私の職業などであっても同様です。
たまたま、カフェで本を読みながら時間を過ごしていたところ、
隣に保険の切り替え?の商談をしているところに出くわしました。
いまでも、まだ積み立て型の医療特約付きの商品を、勧めているのです。
「加入後数年以後は、払込金額よりも高額に返戻金が帰ってくる」
といわれて、ならお得じゃん!って、あなたは馬鹿ですか?
・7大疾病にかかったら以後の保険料は要りません。。
・死亡保障は、お子さんが成人するまでの間だけか65歳まで。。。
今の日本の60歳時の死亡率、知ってますか??
・先進医療特約もついて、安心です。
ん?10年自動更新って書いてない?
要は先進医療が使われる時代になったら、勝手に値上げしますってことです。
このレベルよりは、私はまだリテラシーは上のつもりです。
では、どのレベルまで必要なのか?
日本の通常の男性の一生において、
大きな買い物は以下の通りです。
- 住居
- 生命保険
- 嫁さん(!)
これらをコントロールするだけのリテラシーがあれば、少なくても ’知らないことにいる’ 不幸を避けるためのことはできるでしょう。
住居については、現在住宅ローンの利率はとても低いです。
変な話、インフレ率よりも低い(!)ので、金を借りて投資した方が得(!)なくらいです。
それで、自分が住む期間を設定します。
仮に今の家賃が15万として、10年住むとします。
15×12×10=1800万
次に住みたい家のある地区の物件から試算します。
築10年のものが6500万円、築20年のものが5200万円とします。
この差額の1300万、に固定資産税、仮に8万/年を考慮して、
1400万とします。
支払額は
賃貸 1800万 > 持ち家 1400万+修理費
しかし、これは5200万の価値を10年後に物件が持っていることが条件です。
さらに言うと、
今の6500万と比べて、10年後の5200万は、インフレを考えると薄いお金になります。
不動産が真にインフレの影響を受けるのなら、
値上がりして見えて初めて、不動産といえます。
つまり、現在 年月で値が下がっていないエリア以外は買ってはいけないのです。
極論しました。
ならば、ローンを使って、将来の値が下がらないエリアを買い、売り抜ける。
それが勝利に最も近いのではないでしょうか??