管理人です。
世の中は米朝首脳会談の中止、再開に注目しているはずです。
そしてその不安感から、株式の続落、円安も進行しています。
2月の時点では105円だったのが、現在109円。
円安なのに株式が続落って・・・・
ところが、対ユーロでは円高なのです。
私がウィーンにいたころには、139円でした。
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衝撃です。いったい何があったのでしょうか?
イタリアの政情不安
米格付け会社のムーディーズは25日に、イタリアのソブリン格付け「Baa2」を引き下げ方向で見直すとの方針を明らかにした。その理由として、イタリアの次期政権が歳出拡大に走る可能性を指摘した(ロイター)。
スペインの政情不安
スペインではラホイ首相の元側近が汚職事件で有罪判決を受けたことを踏まえ、最大野党の社会労働党がラホイ首相に対する不信任決議案を提出した。ラホイ首相は25日、不信任決議案を否決に持ち込み、4年の任期を全うする考えを示したが、先行き不透明感は強まりつつある。ラホイ首相に対する不信任決議は6月1日に採決される見通しで、解散総選挙が実施される可能性も出てきた。
どちらも流動性が増します。
そのためトータル的に、ユーロ圏の失速が懸念されているためです。
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そういう意味では、日本も考えた方がいいのかもしれません。
安倍さんは、これだけツンデいるにもかかわらず、このまま首相でい続けるのでしょうか?これは今年の初めからずっと盛んに燃え続けている話題です。
しかし、依然として失職や辞任の話の端も聞こえません。ある意味安定しているとも言えます。
政治的責任は置いておいて、世界の政情が不安になると円が買われる。そのような風潮は変わらずあるようです。ならば、ヨーロッパ諸国における政情不安は継続して進むと思われるので、今回のことはもう少し続きそうです。
EULAR 2018 Amsterdam – Annual European Congress of Rheumatology
来月初めにEULAR2018でオランダに行きますので、123円くらいになったら€に換金しようと思っています。前よりもちょっと安く手に入って嬉しいです。笑
これまで安倍さんは円安誘導で、日本を大安売りしてきました。
実際にはそのようには進まず、国際的な日本の価値毀損を招いただけでした。外国人に日本を買われまくっているのに、自分はもうかったという人までいます。
でも、皆さん知っているでしょう。
何が最も円安を招くのか? 安倍さんの決断を待っています。