管理人です。
ここ半年で3回ヨーロッパに来ています。今回は国際リハビリテーション学会ISPRMに参加しにパリに来ました。
シェンゲン協定範囲内に日本人は最大90日しかビザなしにいることができないのに、その期限を心配しないといけにという、珍しい日本人です。
仕事柄、なかなか海外に行けないはずなのですが、今回は留学が絡んでますので。
ところで、この内容は帰国後にお知らせしますので、今回は全く異なる・・・
ある種汚い話をします。
汚職とか、脱税とかそういう意味ではありません。
いわゆる「うんこ」の話です。
このうんこを検査することも投資だという結論です。
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というのも、管理人今回一念発起しまして、ずっとしてきていなかった人間ドックを受けることにしました。以前に勤めていた病院は検診センターを併設していたので、毎年無料で腹部エコーと胃カメラ検査まで受けられていました。
検査、とくに胃カメラは特にしんどい検査なので、「カメラをしてくれる当時の同僚にむやみに殺意を沸かせていたものでした」 (は、はやくおわってくれ~~)
でもなにより、胃がんなどの致命的になりうる病気になっていないということがわかるということだけで、多大なる恩恵が受けられていました。
病気になって死ぬなら、いくらか家族の残すにしろ、投資なんて意味ありません。
今思えば恵まれていました。なんせ無料でしたから。
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健康診断の必須項目
職場で受ける必須の健康診断の項目は、年齢によって異なりますが、30歳や40歳などのイベントがない限り、特に若手は項目が少ないです。
・身長と体重
・視力と聴力
・心電図
・胸部Xp
・尿検査
・腹部と頚部の触診
・血圧測定
・採血(一般項目)
など
たったこれだけなのです。
20歳代はまず引っ掛かりません。
大事な病気をカバーしていないのです。
ある種の投資型の保険みたい。。
じゃあ30代はというと、だんだんメタボになってきて、血圧、腹囲、体重が増加してくる。仕事のストレスも増大してきて、イエローカードは出るけど、まだ異常値までは出ないので要経過観察というところでしょうか。
でもこの年代で最も大事なのは、腫瘍の早期発見です。
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腫瘍には、ここまでなら完治可能という閾値thresholdがあります。
この閾値は、健康診断で見つかる時には約半分の確立で超えてしまっているといわれます。
高年齢の場合、もちろんリスクはより上がるので腫瘍マーカーを測定することが需要なのですが、若年層では測ってもらえません。
ただ若年層ほど、実は職場の主力メンバーなのではないでしょうか?一人でも掛けたら困るし、なにより大概の家庭は子供も小さい。もっとも不安定な時期だと思うのです。
これらの家庭を守るためにも、できる限りのランクが上の検査を受けておくべきなのです。
ところが、実際には機会が与えられないことが多いし、費用も自費なのです。
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初めての人間ドック
なんだかんだ言って、現在の職場に異動してから、人数が多すぎるからでしょう、カメラなどのランクが上の検査は受けてこれませんでした。
(むしろこれまでは無料で恵まれていた)
以前からいくつか病気を指摘されてきたことがあり、本来は要フォローのはずでした。しかし、それらも自分の同僚に投薬をしてもらうだけで、治療になっていませんでしたので、自分的には無診察無治療が3年半続いていたことになります。
今回は、希望で、胃カメラ、脳ドック、大腸カメラコミコミプランとしました。
子供が生まれたばかりであり、家族に対する責任があまりに大きいから、この際MAXカバーにしました。本当はPET-CTもうけたかったのですが、、、、
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胃カメラ鎮静剤使用
今回、鎮静剤を使うのは初めてでした。これまでは絶飲食の上にAWAKEで行っていました。咽頭反射ってご存知でしょうか?若い人ほど強く出現して、いわゆる「おえっ」ってなるやつです。
大学時代に大酒呑んで、自分で吐いた記憶のある人はよくご存じでしょう。これがどれだけしんどいのか。
カメラを入れたまま、検査の間中ずっと「おえっ」が続くのです。吐くものがないし、カメラは吐けません笑、カメラは入ったままなので、いつまでたっても反射はおわりません。
ところが、今回の鎮静剤使用胃カメラは違いました。私自身もほとんど覚えてないのですが、なんだか一度思わずゲップした記憶がある以外は、まったくあっさりでした。いつものまるでこれは修行!感が全くありませんでした。
これなら、「今胃がんがない」ことを知ることで寿命は数年延びます。十分なメリットではないでしょうか?
そしてその対価は自費でも1万円少し。投資効果としては、めちゃくちゃ高い。
ちなみにバリウム検査はお勧めしません。偽陽性、偽陰性含めて、どっちにしてもカメラがいります。
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今回初めて大腸カメラ
私にとっても初経験でした。
おしりからカメラ・・・・ 考えただけでもぞっとします。
しんどいという話は前から聞いていました。
はじめから鎮静剤使用を決めていました。
ただ、大腸カメラの最もしんどいところはこれではありません。
遅くても前日昼から、食事制限がかかります。具体的には、飲水はOKだけど、低残渣食にしないといけないということです。
大腸検査食って売っています。
もちろんこれなら100点ですし、
麺類、とくにうどんならOKとのことでした。
ただ、素うどんはOK ただし、ネギは食べてはだめ
ということは、食物繊維などはすべて×ということです。
そして、何よりもしんどいのが当日朝からの2Lのお薬です。腸管洗浄薬です。
PEG(ポリエチレングリコール製剤)である。マグコロール、ニフレック、ムーベン、オーペグ、スクリット、ニフプラス、ロレナック等の商品名で販売されている。
モビプレップはこれらの中でも最新のまだ飲める方。。。らしいのだが、これを2L飲むのは拷問です。
高張液なので、お腹の中で水分がだいぶんと出るのでしょう。そして腸も押し流そうとするので、
そう、勢い的にはノロウイルス感染症の時くらいの勢いでトイレに行きたくなります。
ただ、残渣の少ない食事をしているので、出てくるものは、はじめもとろとろのうんこ。
最終は水しか出ません。
胆汁液の色だけです。
こうなったら検査開始です。
今回も鎮静剤のため、詳細覚えていません。なんだかただお腹の中から衝撃を色々感じました。腸にも鈍いながら位置覚かあるのか?
検査結果はオールオッケ―でした。
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日本人は、高脂肪食の導入により、どんどんと腸内環境の悪化、大腸がんも増えています。糖質を抜くダイエットによって、脂肪を取れという雰囲気もあります。
もちろん高寿命化により、血管系のイベントによる試飲も増えていますので、塩分についても注意が必要です。
なら糖質にもどれば、、、 ですが、糖質も江戸時代のお米などと比べて精製度と、成分のアミノ酸が変わっているため、食べた量の数倍、江戸時代より太りやすくなっています。
ということは、食事はおいしくなった分、現代人はかならず高コレステロール、高塩分、高糖質(体への蓄積的に)になるようにできています。
とくにマクドナルドなどの、安価な調味料を使うと、蓄積しやすい原材料ばかりです。
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なにはともあれ体への投資はおしむべからず
今回の上下のカメラで、自己負担額は言っても15000円程度です。
これで、寿命が5年は違う(発病後どれだけ生きれるか)という点が大事です。これを数年に一度は続けておく、場合によっては毎年。ということは、リスクヘッジという点と、投資の結果を受け取る年数が増えるという点でも、理にかなっていますよね。
必死に考えて何十年と投資を行っていたのに、恩恵を受けることにはぽっくりとか、抗がん剤費用にそれが消えるなんてまっぴらごめんです。
自分の体への投資、惜しむべからず。
誰もが言っていることですが、ようやく実現できました。
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