管理人です。
多忙を極めていまして、連日11時過ぎまで仕事していて、、、
まだ一息ではないのですが、一つのイベントが終わったので。
日本RAのリハビリ研究会
この研究会に初めて行った、知ったのは5年ほど前になります。
新潟出身の先生に、「今回は絶対演題をだして!」 といわれて、
その当時の病院の理学療法士と演題をしたためて参加した記憶があります。
その時は前夜祭から後夜祭まで長々とお付き合いいただいてありがとうございました。。。
今回の舞台は金沢です。
この研究会は、マニアだけの研究会です。
参加者数は、60~70名程度。
参加費も会員は3000円。
演題は不文律で、
「療法士に限る」
もちろん、バックにリウマチ医がついていることが同時に条件ではあります。
ドクターが発表をしているのは、ごく少ない印象です。
神戸大学の先生が今回発表していましたが、、、、
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歴史ある研究会の名前も政治に変えられてしまう
この研究会は、第33回ということは、33年前からやっています。
そのころ、リウマチ治療は惨憺たる時代だったようです。
薬物療法は、もちろんステロイド使用が関の山、発症数年であちこちの関節を人工関節に置換する。もちろん、小さな関節は手が回らないので放置。
そんな時代に、治療の連携も、医師の体制も全然人数不足だった頃でしょうか。他の病院でどんな治療をしているのかさえ、全くわからない。
連携どころか、自分のところがやっている治療も本当にそれでいいのかわからない。
そんな時代であったと推察します。
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そんな中、多くの患者を抱えていたリウマチ病院。
いわゆる温泉病院系でしょうか。
患者の方が、どこどこ県に名医がいるから、片道4~5時間もかけてでも治療を受けに行く。そしてその評判が、患者間で広がる。。。。
そんな時代でした。
リウマチ友の会も、おそらくそんな時代の支え愛から始まったのではないかと推察します。
今回の会長の城北病院も、北陸でリウマチ治療がまともにできる 唯一の病院であったようです。
こんな時代に、その評判の良かった病院同士が、たまたま連絡を取り合って、勉強会ををはじめましょう。 そうして生まれたのがこの研究会の前身です。
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時は変わりメジャーの圧力をうける
そして33年の時がたちました。
専門医資格の国管理や、各学会の金策、オーダーメード医療など、
RAではバイオの登場など、時代は大きく変わりました。
RAでは、内科の医師が投薬ことが全てを言わんばかりの態度の治療で、幅を利かせています。それを後押しするのは大手製薬企業の銭勘定部隊です。
清貧では研究会すらやっていくのが困難な時代になってきました。スポンサーなくては、会場費さえままならない。。。。
そうは言ってられません。
今回も、アクテムラさんがスポンサー企業で入っていました。
もっと大事なことがあります。
今度から研究会の名前が変わるというのです。ここにも社会情勢が表れている。
日本RAのリハビリ研究会
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日本リウマチのリハビリテーション研究会
この背景には、日本リハビリテーション医学会の思惑が見え隠れします。
(以下JARM)
JARMは非常に利権に目鼻が効くといいますか、国の流れに乗っている!?ことに対して、いろんなものを勝手に決めていっています。
その筆頭が、問題がこれです。
理事長名で才藤栄一が上がっています。
JARMの理事ですね。
設立当初の意図はわかりませんが、現在の流れは、
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士はもちろん、看護師、医師さえも、教育する、お墨付きを与えるのは機構が独占する。
という方向です。
実際にはJARMの外郭団体となっています。
各種専門職は、この機構が主催する研修会(実質はJARM)を受けないと単位がもらえない。単位取得のためにお金を取る。
すなわち、JARMはこれまでは医師からの会費を中心に清貧で経営していたのに、各種専門職まで含めて集金システムを作っているという構造です。
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つまりはですね。要はお金ということです。
お金がないと、年次集会や海外の来賓、お偉いさんの交通費宿泊費、スタッフの給与など、何にもできないと。
そのJARMが躍起になっているのが、用語の統一です。
用語の統一、聞こえはいいですが、価値観の多様性を奪うということです。
現理事長は、もともと他人に対しうるさい人でした。
内容論を表面的な用語論にすり替える。そのような発表をよくされていました。
まさに日本的といいますか、海外では全く認められないレベルの話なのですが。
海外の方は、物事の効率性を重視するので、「忖度」的な発想はきらいです。
先日、理事会で各種用語に対する取り決めを作ったようです。
他人が使っている言葉に対して、「自分の言葉が正しい」といわんばかりに。
大きなお世話だ。
それで、RAに関するリハビリテーションは
「リウマチのリハビリテーション」とするということに決めたようです。
関節リウマチの・・・ではないのか?ここだけ略称!?
英語ではどのように書くのか?
勝手すぎます。他人の言葉を自分も足りないのに決めるなんて。。
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そういう背景で、研究会の代表である佐浦先生は、JARMの理事でもありますので、変えざるを得なかったという事情があったのでしょう。
重ねて申し上げます。
価値観の強制は、暴力です。
多様性の尊重という言葉を社会に広げていこうとしているはずなのに、日本の社会は相も変わらず、老人の権力に蹂躙された封建社会です。
自分の考え方を大事にして、彼らに立ち向かわないと、日本を覆うこの暗雲とした閉塞感はなくなりません。
もっと抵抗できたらなあ・・・
では