リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

チファジャの相次ぐ値上げによって時代の移り変わりと終焉を感じた 焼肉の趨勢は高級志向?

管理人は、決して大きな体躯をもつ高排気量のスポーツマンではありません。

今でこそ、桃田選手の活躍によってメジャーになりつつあるバドミントンを10年以上してきましたが、それも学生の頃の話です。

 

もはや競技していた年数と、その後の年数がいつの間にか逆転してしまいました。

高速での移動と跳躍を要するため、筋肉は必要以上あるとかえって重りになってしまうのです。サッカー選手やバスケットボールの選手に近い人種です。

 

そんな私の、現役時代=若かりし頃の楽しみといえば、

 

部活の後の 焼肉 でした。

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そのころ、おそらく創業期だったのでしょう。

チファジャは、店舗数をのばしつつ学生の心をわしづかみにしていまいた。

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いまでも耳に残るあのフレーズ

 

皆さんも一度聞けば思い出す。

~チファジャで焼肉、食べ放題~~

 

タンパク質に飢えどもお金のない学生には、2~3千円で食べ放題、場合により飲み放題が付くのは、たまらなく魅力的でした。

 

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当時は、まだユッケの販売が今ほど厳しくなかったのもあり、

テーブルで、ユッケお替り6つ! などと、オーダーしていましたし

はじめのビールがテーブルに届いた瞬間飲み干して、持ってきた店員さんにそのままお替りをオーダーする。 なんて自分にも勢いがありました。

 

お肉に関しても、3人前のさらをお箸でざらざらと網の上に落とし、そのまま次のお替りを頼んでいました。 それでもみんな若かったので、余ったりすることはありませんでした。

 

そう、チファジャは私の青春の思い出の場所なのです。 若かった。

 

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しかし、高学年になるにつけ自分の中でチファジャ離れが進んでいきました。

 

 

 当時は、国家試験に合格したら、新卒者でも一応一人前の医師でした。

○○科と名乗ってもよかった時代。

 

いまは卒後2年は研修で回るので、特定の色がつくことはありません。

 

 大学の6年生といえばまさに、各医局からの勧誘活動の真っ只中でした。

 

 そのころの医師の給与は、感覚的には今の1.5倍はあったと思います。

大学の教授や助教授(当時)など、豪華な顔ぶれで、学生を何十人単位で夜の街に連れていく。 男は特に焼肉が多かった印象があります。

 

そのころから焼肉は、これまで食べたことのない世界に代わっていったのです。高級志向といいますか、高い肉を食べさせてもらえることが多くなりました。

 

 

もう、チファジャの出る幕はなくなってしまったのです。

どれだけ食べても4000円もあれば、何とかなる。試験の後のオアシスは、形を変えてしまいました。

もう、行くことはない、そう思っていました。

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時は変わりお店の役割もかわる

 

私の変化もありましたが、お店の変化もあったようです。

 

知らないうちに、食べ放題という看板だけは守りつつ、ターゲットの客層を変えていたのですね。年月を経てお店の外観をきれいにしたり、個室を用意したり、そうなっていたようです。

 

私も、いつの間にか子育てをするようになりました。共働きですので、毎週末には二人ともがへとへとになってしまいます。

 

金曜日には、もうご飯は作りたくない、片付けもしたくない、ストレスを解消したい。その思いで、妻とも毎週金曜日は外食デーとする方向に自然となっていました。

 

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子供がいて、離乳食や同じでも味をコントロールしたものを食べさせたり、散らかしたりということで、個室がある店を探していました。

 

妻は、焼肉に私以上に思い入れがあるようです。

 

Googleさんに「焼肉・個室」と入れて、検索。

そして、チファジャと再会したのです。

 

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再開時の笑顔はとびきりだった

 

おそるおそる行ってみました。

きっちり個室で、子供の声もある程度許されそうです。

 

なにより一人2800円台で食べ放題が食べれました。

デザートや冷麺も込みでです。アルコールは1000円くらいでした。

 

子供用にうどんもあって、それを与えておけば機嫌よくしてくれていました。

 

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二人で7000円くらい。

 

 

もちろん安くはないが、共働きのストレスに対抗するには、牛タンがどうしても必要でした。 子供のことで遠慮して、あまり通常は外食はできません、そういう意味でとびきり 「おかえり」といってもらったような気分になりました。

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いつしか、月に1度はおとずれるお客さんになっていました。

 

その後何度かメニュー改定が行われたり、徐々に値上げしてはいましたが、、、

 

 

ところが、2,3月と多忙の日が続き、行けていなかったのです。

先日久々に行ったところ、大きく価格が変わっていました。

 

もちろん、飲食業の方の経営の厳しさは投資家としてはわかっているつもりです。

ここにお金が回らないと日本はよくならない。しかも消費税も間もなく上がる。。。

 

 

でも食べ放題が、4000円になっていました。

肉のランク、、、変わったようには見えなかったです。

はっきりと時代の余波ですね。

 

奥さんも今は飲みます。

二人で11000円になりました。

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共働きでも、週末の外食に11000円は痛いです。

しかもその時は、子供も両親もストレスがたまっていたのか、食べながらけんかをしてしまい、食べた味をあまり覚えていません。

 

夜中に、自分の意の中から上がるニンニクのにおいが唯一 焼肉だった証。。。。

 

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時代は終わった

 

決してチファジャを非難しているわけではありません。

どう考えても高い立地のところにあり、あの値段では厳しかろうと。値上げはやむなしです。理由は先述の通りです。

 

ただ、私も独立国の城主なので、家計を管理する必要があります。

こどもも通い始めのころより少し大きくなり、もうゆっくりと肉を食わせてくれません。素直に、時代の終焉ととらえて、チファジャを去ることを静かに決意しました。

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決して高級焼肉が流行っているから値上げしたわけではなさそうです。

もちろん、希少部位や、ブランド牛の焼肉を看板にする店を非難するつもりはないですが、焼肉を庶民の手の届くところに戻してもらいたい。

 

 

高級焼肉店は経営がよく、ものすごく建物などにも力を入れており、羽振りはよさそうです。かたや庶民の味方は。。。。

 

 

 

消費税10%の世の中は、みんな始まってから実感するだろうけど、

もはや先に感じてしまいました

これは、庶民の生活がピンチになるぞ。。。

予感が的中しなければいいのですが。

 

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