管理人です。緊急事態宣言が、多くの府県で解除され、町は賑やかさを半分程度取り戻しつつあります。
今日は未来についてだらだら考えてみようと思います。
コロナが始まり、人々が警戒態勢を取り始めたころは、まだダウンジャケットを着ていて、同時にインフルエンザもはやっており、まさに風邪の季節で感染症の多い季節でした。
でももうすぐ6月、日も長くなり、本来は感染症の季節ではありません。
引いたとしても夏風邪くらい。感染症よりは、熱中症対策の方が大事です。
BBQや夏休みの旅行、人々は日々の忙しさとともに、いかに楽しむかを考える時期だったと思います。
しかし今年は、、
未来は見えないのと、皆で楽しむような行事ごとはできなくなっているので、
楽しく過ごすことが難しくなっています。
みなにコロナのうつ病症状も増えているのではないでしょうか?
ポストコロナの生き方
本題はここからです。
コロナの治療薬ができるとか、予防接種はできるとかそういったことは関係ありません。現在のアラート状態が解除されても、人々は、他の人とのかかわり方や、不要な会議、非効率的な社会制度、都市設計の在り方、いろいろなところに問題があることを気づいてしまいました。
社会構造は、これまでよりも加速して変化していきます。
都市に密集して、無意味に人だけオフィスに集めて、効率の低い会議をして、そんな仕組みは、コロナ時代に弱点をさらけ出しました。
会社員が、抱えたストレスを晴らすために帰宅中による居酒屋、ストレス発散のためのカラオケ、欲望のはけ口の接待を伴う飲食店、これらはすべて、2000年かけて人類がゆっくりと作り上げてきた大衆主義、都市化という流れでできてきたものです。
会社のためにどう働く、の在り方も変わります。
会社にいることが働いていることではありません。
営業のスタイルも、面通しが有効な事態ではなくなるでしょう。
(とっくにわかっていました)
何をするのが「最低限を稼ぐ」なのかを考えさせられるいい機会になりました。
どこに住むのがいいのか?
これまでの社会観では、
・通勤時間を短くして、都市部に高い家賃もしくはローンを払って居住する
・通勤時間は長いが、郊外に住んで比較的支払いを抑えて広い家に居住する
2択でした。 これからはどうなるのでしょうか?
まず、会社が高い家賃と出勤機会の減少により、やや郊外に移転する可能性があります。したがって、都市部の家賃はやや下がるでしょうし、空きも出るでしょう。
コロナにより、突き付けられた事実は、自宅でできる仕事は自宅でした方が、移動時間を失わず、効率が良い。です。これまでの無駄を明るみにしました。完全リモートにこれから移行するかというと、それは業態の相性があると思います。
私のところは、病院ですので、完全リモートにはなりません。
かわりに、われわれの研究日などは、一部リモートに最適な気がします。また学会なども、移動時間の削減からは、リモートとオンサイトのハイブリッドの方が、効率が良いと思われます。
そう、やっぱり
これから徐々にハイブリッド化が進むと思っています。
会議にも出席している人と、していない人が混ざって何が悪い?それをはっきりと伝えていきたいと思います。
ということで、私は通勤40分以内の郊外を目指そうと思います。オンサイトでも行けるよう、高速移動手段からのアクセスも確保したところで。
家族の在り方
コロナは同時に、これまでの仕事に任せっきりだった教育や、家庭についてを考えさせる強制的な機会になりました。
こんなに長く子供と過ごしたことはない。という家庭が多かったのではないでしょうか? 教育について、私自身も経験もなく、どうやって子供を教えたらいいのか、まったくわからないところから。 自宅で何とかするしかないところへ。
子供の成長は、やっぱり家族の責任だということを痛感しました。
同時に教育のありがたさもしみじみ感じました。
どうしても遅くなる私の仕事に、逃げてはいなかったか?教育するためには、自分の時間を投入して、自分の行ったことの結果を直視しなくてはいけない。
そう思わされました。
学校に勉強を投げて、結果だけに文句を言うのは、問題のすり替えでした。
親は自分の家庭の向かう方向に責任を持たねばなりません。
職場で責任もあるでしょうが、とどのつまりは職場は個人を守ってはくれません。
そのことは、皆さんわかっているでしょうか?
これからの斜陽になっている日本社会ではより明確になると思われますが、はっきりと自身の行動につながっているかを確認する必要があります。
守ってくれるというか、守るのは家庭である。
したがって家庭の行事より優先するべき仕事はないはずです。
え、それでも休日出勤を迫る会社って?? やめてしまえ!
そんな社会です。せめて、自宅からのリモートなら許せますが。
「真面目」な人ほど、間違った決定を下します。
気を付けて!!
では。