ご無沙汰しております。かなり間が空いてしまいました。
緊急事態宣言、、、もはや懐かしささえ感じるくらい前の出来事のように思いますが、その後の急激な揺り戻しに翻弄されれておりました。
更新はまめにしないといけない。 反省です。
ところで、できるだけ備忘録になることをということで始めたブログ。雑感と投資、リウマチ外科について続けて述べたいと思います。
コロナ騒動での株価の急落と現況、どう思います?
コロナの臨床学的第1波がほぼ片付きつつあるところ、経済的な第1波はまだそこまで実体経済を目に見える形で破壊はしていません。
ただ、投資面からは反応は早く、3月の時点で20%にも迫ろう勢いで平均株価の下落を引き起こしました。
しかし額面だけ見ると、平均株価としてはコロナ騒動前と大きく変わらないところまですでに水準を回復しています。
日本だけでなく、今まさにコロナが爆発しているアメリカでさえもです。
コロナの拡大は、本義的には戦争と大きな変わりはありません。
生産活動はコロナ関連の方に集約され、多様性を失う。方向性としては収れんし、一つことへの価値観が絶対化する。
事業分野の広さから考えると、宅配産業やNetflixなどが拡大したといっても、純粋に言えば産業の多様性を縮小させ、利益のパイを取り合っているだけ。分野が縮小しているので、いずれかならず下方に向かいます。
人命の喪失とそれに伴う需要の縮小、労働力の低下と生産性の低下。
戦争で国家が安泰した例を、私は歴史的に知りません。
それにもかかわらず、額面の株価はほぼ回復した。
のか??? 疑問がわきます。
私のような素人は、技術的に及ぼないところをマクロ視点で考えて方向性を決めています。技術は、プロの方の意見を取り入れつつ、負けにくい超長期スタンスでやってきました。
実体経済は今本当はどうなっている?
実体経済は今どうなっていますでしょうか?
首都圏ではもっと前からそうだったと思いますが、
私の住んでいる関西圏でも、平日のランチが1000円に平気で届くようになりました。またランチのハンバーグが明らかに2/3の大きさになりました。
逆に、激安で路上でお弁当を売っています。おそらく普段はこれませ飲食店をされていた方が、ランチ販売に活路を求めて。
コンビニ弁当と変わらないグレードで、700円程度の価格で売っています。
じゃあ、コンビニがいいかというと、食べてみるとわかりますが、大量生産とはいえ、原価率はおそらく20%くらい。
食べながら冷静に考えてみるとあほらしい値段です。
冷やしうどん コンビニでググると・・
400円です。
おいおい。
スーパーで買ったら、
麺 40円 つゆ 20円 天かすとねぎ 10円 だぞ!!
飲食店などが対抗するには、あまりに利益率が違いすぎます。
というか、われわれが求めているものの価値は、この2年くらいでとてつもなくインフレを起こしています。
ランチで見るインフレ。
ラーメンは600円でうまかった時代は終わりを告げました。いまや1000円でもトッピングなしです。 一蘭本店で食べてみようと思ったら、軽く1400円??だったのに驚いたことを思い出しました。 何が屋台発祥のラーメンだ。
数年でも10%を超えるランチ値上がり率です。
実体経済は第1波直前であることが間違いありません。
倒産の連鎖などが起き始めていますので、
株価も同じ水準?ではなく、割り引いて考える必要がありますね。また個別株を買う場合には、その企業が継続して商売をして、利益をどれくらい産めるのか? という、基本の基本の投資マインドに戻る必要がありますね。
値上がり期待とかいった、投機でペーパアセットを買うと痛い目を見るかもしれません。インデックス投資でも、どれを組み込んでいるかきちんと見る必要があります。
また、どうやって生き残るのかを考える際に、
先ほどのランチのインフレと合わせてですが、あれは時間を買っているという考えを持つのが大事です。
自分がそんなに高い時間の買い物をしているのに、実仕事では時間の浪費をしていないか?時間の搾取にあっていないのか?未来への自分への投資ができていますか?
そんなことをきちんと考えてみてください。