管理人です。
ようやく抗コロナのワクチン接種が始まりました。
思えば昨年今頃に、コロナショックで株価大暴落が起きていました。その頃に買い向かった人は、それなりの恩恵を受けているはずです。
そのころにはワクチン開発に1~2年かかるといわれ、全世界の人々は絶望的な気持ちに叩き落されました。
それがなんだかんだ言って、1年たったのですね。科学技術の進歩はすごいもので、いまや15年くらい前から温めてきた蛋白合成技術で、mRNAが簡単に合成できる。
長期観点からはわかりませんが、ひとまずのトンネルの出口の光が見えてきたといえると思います。
日本における致死率は、感染率も含めて、驚異的な低さであり、戦後処理として後世では、緊急事態宣言の功罪のうち、
皮肉にも経済死のほうがコロナ死より多くなったとして批判を受けるのではないでしょうか?
経済死は氷山の一角でみんなの労働収益が圧縮された方が問題では?
これから、春、夏に向けて人では回復していくでしょう。しかし、その間に廃業に追い込まれたり、職がなくなったりして、経済死を先に起こした人もいるでしょう。
それ以外の方も、無自覚に自分の労働対価を棄損されたことに気がついていますか?
額面は同じでも、株価が17000円→30000円ということは、単純計算としますが、176%に日本の額面が膨らんだことを意味します。
マスコミは、アホではないはずなのですが、バブルの時の価値観のままなのか、株価最高値を、まるでいいことのように報道しています。
いえいえ、実質経済はShrinkしていますので、先日のGDP伸び率12%という報道もおかしいのです。
「価値を図る物差しを勝手に替えられた」が正しいです。
月給30万円が30万ウォンになった!が正しいんです。
全日本国民所得圧縮計画か?
コロナ死しないように、カンフル剤として担保なしで貸し出しをしまくったためです。
事業を営んでいる医師の先輩は、手元のキャッシュポジションを上げるために、借りれるだけ借りたとのことです。担保なしに加えてほぼ無利子。
そのあまり金がStockMarketに流入し、高い額面を維持するために日銀はETFを買い支える。。。日銀は、自分で増やした額面をマーケットで回収する? マーケットのチェック機構を破綻させる、禁じ手であったはずです。
年間12兆円って。
その結果、高度成長期には専業主婦家庭でも生活は豊かでしたが、現在は共働きでも、子育て費用を含めてつらい。
それが現実になってしまいました。
高給の職業に就くことを目指して研鑽するより、自分で事業を起すほうが収益も高いし、天井もない。そっちの方がいいですよね。Minimumな幸せの実現に近いです。
次に起きる悲惨なシナリオは?
やはり株の大暴落、バブルの破綻です。
それは文字通りというよりは、日銀の禁じ手を原因とした、自滅となると思います。おそらくコロナの終息云々は関係ないでしょう。
もはや麻薬を使いだして、やめられない日銀はETFを買い支えるしかありません。やめると途端に額面が下がって、自分の収益ラインを下回って破綻しますので。
バブルが破綻したらどうなるのか?
地道なBtoB企業などは生き残るのでしょうが、娯楽系は全滅でしょう。日本は高齢化に伴う高齢者の医療費負担に加えて、大量発生の生活保護者の費用も負担しないといけなくなる。生産活動が止まってしまうので、事実上の緊急事態宣言と同じ、必要最低限しかしない生活。
税金はうなぎのぼり、どんどん株価下落し、経済活動のデフレーションと、品物の価値のインフレーションが同時に起こると思われます。
皆さん、それに備えていきましょう。
頭のフレームワークを作っておかないと、起きたときにパニックになりますよ。
家なんて改めて考えても買う時期ではないですね。