リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

小ネタ>今日は防災の日ですね

今日はいつもと違う内容を。
⁂ 9月1日は防災の日です。


1923年(大正12年)の今日発生した、
関東大震災にちなんだ日です。

学校などでも避難訓練が行われたり、
ご家庭では、避難の仕方家族の集合方法など、
改めて確認するいい機会になるのではないでしょうか?

避難グッズの変遷

みなさん、持ち出し荷物は作ってますか

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昨今では、東日本大震災に始まり、
熊本地震、九州豪雨、広島豪雨、秋田豪雨など

天変地異系は増加の一途です。

そんなおり、現代の生活医ふさわしい、準備グッズが
必要です。



必需品ランキング

1、ライト

懐中電灯やランタンなど、夜の安全は視野から。
長時間寿命のLEDに交換を勧めます。

おすすめライト

2、電池

もちろん、情報収集のためもありますしライトにも使用します。できれば携帯充電器に入れられるものがベストです。

3、水



水は命の水です。
なければすぐに体調に変調を及ぼします。

こんなのもありますので、マンション住まいで移動を必要としない人は、常に補充しておいても良いかと思います。

持ち運びでも500mlをお勧めします。

4、食料

乾パンなど進める方もいますが、のどが渇くので、
できれば麺など1工程で用意できるものを勧めます。

5、生理用品など

下着や生理用品など、まず避難所では手に入りません。
やや余分めがいいでしょう。
また歯ブラシもホテルのアメニティーでいいので、いくつか入れておいてもいいのではないか?

6、ビニールシート

雨風をよける際や、周囲との間仕切りに必要です。
避難所であってもプライバシーや、床からの空間隔絶ができるほうがよいでしょう。

意外と必須品です。

7、携帯充電器

最近は基地局が壊滅になっても、各携帯会社は移動基地局を借り出します。

電話と違って交換プロセスがないので、連絡を取り合う際などはSNSサービスを使うことがとても多いです。


その際、充電が切れては問題外です。

車のブースターパックくらいの容量のものを
一つ持っていると、家族全員が助かります。


いかがでしょうか?

ちなみにこんなサイトもあります。
my-best.com

一度ご確認を。

リハビリテーション病院で、どこまで専門治療もしないといけないのか?

管理人です。

東男京女という言葉があります。

昔のことわざで、ちゃきちゃきした江戸の粋な男には、

京都のおしとやかな美しい女がお似合いという風に言われていました。

 

いわゆる、お似合いの組み合わせってやつです。

 

 

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この二人は違いますが・・・笑

 

このころの江戸っ子は粋できっぷがよかった

のではないでしょうか?

 

今は全く異なり、逆に東女に京男が勧められているようです。

 

 

ところで・・・

表題の件です。

東男はどうなってしまったのでしょう?

カッコつけであることは知っていましたが、

  というより、いつもそうですが、

なぜ自分が「客」的な立場にいると思うと、横柄になるのでしょう?

 

飲食店で、従業員に詫びを入れさせている中年東男。

見苦しいです。 

客でも、世話になっていることを忘れてお高く留まる神経が許せません。

 

 

表題に戻ります。

 

 リハビリテーション専門病院は、通常の病院の20倍程度のリハビリ能力を備える代わりに、診療能力を削った病院です。

 

したがって、そこに勤めるDrには、通常の数倍の人数を担当することが多いです。

また、最も問題なのは、Drは各分野の専門家ではありません。

というか、担当医は同じ病院に専門家がいない中で、

内科から脳外科、整形外科、神経内科、小児科、・・・・など

全科にわたる患者を担当しなければならないのです。

 

どこに脳外科の専門治療と、整形外科の最新治療、内科の先端技術を同伴できる医師がいるのでしょうか?

 

ところが、とある東男は悪びれず言いました。

「なんで入院しているのになんでもできないの?↑」

「おかしいじゃん」

 

おかしいのはお前だ! 世話になっているんだから先に「ありがとう」でしょ

 

 

 

最近は、リハビリ病院も増えてきて、選ぶ立場なんでしょうか?

しかし、現場の疲弊はどんどん進んでいます。

 

厚生労働省さん、ちょっと考えていくださいまし!

 

 

 

 

 

今のくそ高いマンション価格はどう考えたら買いになるのか?

現在の、超低金利では、資産の運用は不可欠です。

バブル期までの安定、約束された高配当は見る影もありません。

 

なんせ、住宅ローンの金利は1%行かないので、

使いようによっては、借りた方がお得?なこともあるかもしれません

 

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自分が住めば、減税効果を考えると

金利 < 減税

となる場合も少なくないと思われます。

 

ではマンション買えばいいのか?

もちろん、そんなことはありません。

物件によって、細かい計算は異なるので記載しませんが、

マインドセットだけはきちんと持っていないといけないと思います。

 

biz-journal.jp

 

しかし、生半可で手を出すと記事の通り、地獄を見ることとなります。

 

投資をするよりもローン返済を優先。

これは誰もが知っています。

 

では、買ったマンションはどういう位置づけにするのか?

これが大事です。

 

 買ったマンションは、

家賃支払いをなくし、ローン返済に変換します。

家計的には同じことで、現状は 家賃<ローン のことが多いです。

 

 

 違いは家賃はいつでも引っ越しで減額できるが、

ローンは数十年続くことです。

また、先ほどのサイトで、50歳までの返済を勧めていることを考えても、

予想外の事態と、別の支出との重複が気になるところです。

 

また、

減税効果をもたらします。

はじめ10年間は、金利分くらいは気にならなくなるのではないでしょうか?

 

とういうことは、資産価値が問題となる。

そうですよね、途中で転勤や、不慮の事態で自宅を売ることになったら

どうなるのか??

 

売却時の価格購入時の価格 VS. 払ったローン総額

 

もしも売却時の価格が上回っていたら2重にいい感じです。

しかし今の高値はこれを妨げています。

 

しかも売却価格は、上がっているといいますが、売り手の提示額だけで

実は本当に売れているのか疑問がわきます。

 

 

首都圏のマンションの供給量は、数年ぶりの低値のようです。

また首都圏には何とも言えないさびれたマンションも多数存在します。

 

また逆に記事のように、人の通ったいい物件も存在します。

 

この差は何でしょうか??

 

賃貸市場に出してみましょう。

お気づきでしょうか?

 

売却価格は、売り主の感覚で決めてはいけないのです。

価値とは、いわば収益を生み出す能力を意味しますので、マンションの場合は、

賃貸に出してどの値段で借り手がつくか、どれだけ早く借り手がつくか。

これが収益性の目安になるのではないでしょうか?

 

誰も借りない物件は、将来性がなく、売ることもできません。

そう、売却価格は、家賃相場から算出するのです。

 

とある地域ではえらいことになっている

 

京都は、誰もが知る観光地で、別荘需要もあるだけでなく、民泊やホテル、

土地外の人がとなる需要が非常に多くあります。

 

だからといって、あしもとを見ているのか、

70平米なのに、新築では8000万を下りません。

 

完売御礼になっているのに、実は結構賃貸に出ているのです。

家賃23万~25万で出ています。

物件はいいのですが、それでもいい部屋ではないことが多いです。

 

その地区の平均家賃は18万前後のことが多いです。

20%くらい高い。

 

月々18万のローン返済額で借りれる額は、、、20年で5000万前後まで。

 

ってことは、3000万は建築会社にご祝儀か??

23万で計算するのは、これで借り手がつくのなら可能です。

 

 

繰り返します。

資産価値は賃貸市場から計算する!

 

首都圏では、もっと怖い物件がいっぱい転がっていて、海千山千が皆さんの人生を狙っていますよ!

 

 

 

 

回復期リハビリテーション病棟とはいかなるものか?その2ー老後資金は十分ですか?ー

先日投稿の続きです。

 

回復期リハビリテーションにまつわる怖ーいお金の話です。

 

脳血管疾患の年間医療費は1兆7,821億円 平成26年度 国民医療費の概況 | 生活習慣病の調査・統計 | 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会

 

  • 65歳以上 ▶ 1兆4,271億円
  • 70歳以上 ▶ 1兆2,360億円
  • 75歳以上 ▶ 9,964億円

 これだけかかっているのです。

急性期病院では、病院により差がありますが、

一日3万5000円前後医療費かかります。

大体30日近くいることが多く、それで約100万かかる計算です。

 

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さて、回復期病棟では?

実は結構かかります。

入院基本料が25000円くらいなので、そこに一日9単位の脳血管等❶約2100円×9

つまり、一日20000円、都合合わせて45000円かかるのです。

 

急性期病院より高い??

驚きました。

そして、最大180日間入院するため合計8100000円かかります。

 

ざっと、重症脳梗塞では1発で1000万円・・・

 

日本って、いい国ですね。高齢者に奮発しすぎでは?

 

さて、自己負担額は?

自己負担額については、個人によって変わりますが、限度額上限にかかります

そう、高額療養費制度です。

平均的ケースで考えてみます。

急性期病院では、上限の83400円/月です。

その後も180日、6カ月にわたり、同様にかかります。差額個室代は除きます。

 

83400円×7ヵ月 = 450000円 くらいでしょうか?

日本ではかかった費用の5%にも満たない金額で治療になるのです。

 

 

しかし、その後は違います。

仮に要介護3になったとします。

年間1750000円介護費用が掛かります。2割負担で、年間35万毎年かかります。

つまり、毎月3万・・・

 

そして、普段の定期通院費もかかります。合計5万くらいでしょうか?

 

年金の月額はいくら?

実際に支給されている国民年金の平均月額は5万5千円、厚生年金は14万7千円 - シニアガイド

 

見ましたでしょうか?

国民年金の方では介護と通院で年金は吹っ飛びます。

もちろん、年金にも税金がかかります(!!)

 

生活費を月20万かかるとしたら、年間込々で300万くらいの切り崩しでしょう。

 

そう、脳卒中になったらその時点でろうそくの火がともされて、消耗戦が始まるのです。蓄えを切り崩す。。

 

くわばらくわばら・・・・

老後資金、可及的速やかに

 

読んでいただきありがとうございました。

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