リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

FIREといっても結構地味で、子供がいる家庭では不可能なことがわかった

更新が空いてしまいました。

やはり科研費や学会など、秋は忙しい時期ですね。周りも心なしかおそがしそうに見えます。

 

 

ようやく時間が空きましたので、久々投資や資産運用を書こうかと思います。

 

早期リタイアは最近はFIREと言われるのね

 

投資の友人から、2年くらい前に聞いた言葉だったのですが、当時は当て字に思えたので聞き流してしまった内容です。

 

FIREと言われるようです。

Financial independent, and retire early.

 

この略だとのことです

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分かり切っていたことなのですが、早期リタイアをするにはどうするのか。

単に資産運用を勧める、広告系の本ではありません。無意味に不動産投資を進めて来る、詐欺まがいのものでもありません。

 

 

 

基本は、私たちがいつも収入から考え始める癖を持っていて、それを支出から考えるように改めるというところから始まります。

 

 

そして、年間の支出を、財産の4%以内に留める。

ただこれだけの要です。4%の利回りで回ることが前提で、維持できれば、永久機関となりえる。

 

 

 

 

ますは支出を把握する必要があります。

自分のmoney forwardを開きました。

 

家賃と教育費用がかかっているので仕方ないのですが、、、

月の支出が、。。。。。 4%利回りなので、

12をかけて、0.04で割って。。。

 

 

投資資産が月の支出の300倍必要ということになります。まずは支出を抑えないといけないですね( ・∇・)

 

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そんなのは無理だろうと思いながら、、

 

整形外科医のブログさんの記事を見ました。

seikeigekai.org

 

 子育て世代で、月の貯蓄額が30万円?!

  びっくりしました。私は全くできていません。

 

 

 

 

保育園は大体みんな勤務医はMAXまで費用が掛かりますので、月に10万円です。

家賃またはローンが個人さまざまですが、小生は18万くらい。

水道光熱費、食費、子育て消耗品、子供の習い事、、、、15万ちょっと。

 

 

大人の趣味に充てる財源も、時間もありません。

 

 

 

手取りは、これに30万円を足した金額より少ないため、我が家では必然的に貯蓄が下回ります。これが実家など持ち家ならば問題ないのですが、保育の無償化が待ち遠しいところです。しかし年々教育費が上がっているので、受験を考えると安心はできません。塾などの費用もばかにできません。

 

 

 

 

子育て家庭ではFIREは無理なのではないでしょうか?

定年過ぎても働けるよう健康に気を付けることにします。

 

 

 

「目的が論文を出すこと」  情報があふれるよこの世の中で信じられるものはほとんどない

管理人です。

また久々になってしまいました。

今日も雑感ですが、論文といわれるものについて、遅ればせながら気づいたことが多々ありまして。

 

 

学術論文は科学の偉大なる進歩ではなく、虚なものになってしまった

 

皆さまもご存知のことと思います。いわゆる論文といわれるもののことを。

ただし、その内容、扱われ方、意義、裏の意味などまで熟知する人は、ごく一部なのではないでしょうか?

 

 

学会、学術界というところは、とても奇怪なところでして、論文といわれるものは、「積み重ねてきたことの結果を世に示す」という、基本的な部分をはるかに超えた挙動を示すものになっています。

 

 

記憶に新しい、新型コロナウィル関係の論文。

ばたばたと投稿され、掲載され、各国がウィルス対策を決める際の道しるべになってきました。しかしそれらが次々と取り下げになっているのです。

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震源地の中国では、兎にも角にも世界初の成果を示すべく、新たな薬の人体実験風のデータのとり方や、うそのデータの採取、さっさと乗せるための捏造、何でもありだったようです。

 

これは欧米でも同じで、本来ならコロナで死にゆく人たちと接するのが精いっぱいで、データを取るとか、書き物をする時間はなかったはずです。

 

 

 

これでお判りでしょう。

論文という成果は、

これまでの努力の結晶 ではなく、 自分に実力があるかのように見せるための虚 として使われるようになっているのです。

 

 

取り下げ論文の主たち、掲載された論文による名声により、新たな職を得ようとするもの、栄転をもくろむもの、薬により利益を得ようとするもの、魑魅魍魎です。

 

研究者本人たちだけではありません。周りの製薬等も、乗っかかって、ビジネスチャンスとしてやっています。

何度も言いますが、論文はお金のために取引されるようになってしまいました。

 

 

目的が論文、という組織を私は数多知っています。

内容や、正確さ、他者への影響など、最も公正さを大切と考えるべきところをすっとばして運営される組織。いっぱいあります。

 

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主従が逆転してしまった、現在の論文といわれるものに対する情熱を、私はもはや失っていまいました。

 

医療 | かわいいフリー素材集 いらすとや【2020】 | クリスマス ...

論文は不正の温床だが締め付けるとかえってまじめな人に負担がかかる

 

私は論文を書くということを、それなりにやってきました。

それなりに自分の同僚よりは頑張ってやってきました。

 

そのなかで、この10年はずっと逆風でした。

 

 

というのも、製薬企業と大学教授に癒着による不正論文などが数々明るみになってきたからです。

http://dl.med.or.jp/dl-med/doctor/member/kiso/h12.pdf

 

 

彼らはお金のために正義を売っていました。

彼らは不起訴で、年齢的にも定年、逃げ切っています。

news.yahoo.co.jp

 

 

結果として、現在の研究者たちに負担がかかってしまっています。

 

倫理審査、それだけで金のない研究者は自腹を切ります。

臨床研究法、手続きだけで研究の数倍の時間を取ります。

大きなデータを取ろうとすると、保険に入らないといけないので、保険会社ばかりがもうかります。しかもネット入力でないと、書き換えがあるということで、サーバー使用料もかかる。

 

 

まじめな研究者には、正規ポストも、お金も、時間も、手伝ってくれる人もいないんです。

 

 

現在の教授といわれる人たちは、研究はただの虚でいいので、やっている振りでいい。誰かにさせて、結果だけ、中身は二束三文。

パワハラの温床になる。

彼らは、製薬会社から講演料などをせしめて、実は何にもない。

何だ、座長講師って。 開会の辞を言うだけでうん万円のギャラ。

 どうして実際しゃべる人よりも高いんだ?

 

 

しゃべる人も、講演料で魂を売っている。

 

講演料の開示サイトはこちら、。

db.wasedachronicle.org

 

 

 

研究は、やってるふりでいいし、出来上がったものは、お金を得るための実弾になる。

必死にまじめな研究者がやったことが、他人の肥やしになる。

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その成果を見せかけでも作ることで、自分が評価され偉くなろうとする、そんな輩も増えています。

 

 

それがコロナ論文たちの闇です。

 

嘘でも出してしまえば、価値が出る。

中身なんてわかんない。そんな世の中です。

 

 

逆に出版社も、投稿料を取って、研究者を餌にしだしました。

 

www.orthopaedicrheumatologist.com

 

 

私はこの無意味なチキンレースから降りることにしました。

正しいことをやるためにと、我慢を続けてきて、自分の論文が全く手伝いもしない人の名前を入れるように、教授に指示され、我慢してきました。

 

 

でも、また他人の研究を代わりにやることを命じられ、何かが私の心の中で切れました。この組織とは縁を切る。

 

さようなら。

むしろようやく闇から解放された気分です。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ医療従事者はこんなにも犠牲を強いられるのか? のど元過ぎて傍若無人な”一般人”に怒りを覚えた件

管理人です。

タイトルがやや過激ですが、声を上げない方がよくないと思うので、微力ながら書かせてもらいます。

コロナウィルス対応についてです。

まいまい"こそがキューピット!?田中圭主演「おっさんずラブ」を非 ...

写真は中身とは無関係です

 

大枠がわかってきて怖さを忘れた一般人

 

緊急事態宣言は、今や昔 4月ころ。

発出した首相の辞任会見と景色づく候補者に未来を見るわれわれ。

 

GOTOキャンペーンとやらは、今も現在進行中であり、当初東京都を除外していたが、解除される見込みになっている。

 

アベノミクスという膨張戦略がもたらしてた実質賃金の4%を超える下落に目をつむり、さらに未来に資源を前借する方策を使うばかり。

 

GOTOでジャブジャブにしたものは、いつだれが支払うのだろうか?また経済が死ぬのが怖いということで、「感染を一定数許容する」というのだが、その一定数のうち、一定数はなすすべなく、医療費を大量に投入しても救命できない。

 

志村けんや赤江珠緒さんの死を忘れたのだろうか?

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街中では、中年のおっさんがむしろ宴会をしまくっています。

 

 

一時期言われたみたいに、若者が飲み会とかパーティーとか、我を顧みず行っているという現状は、もはやありません。

 

むしろ悪いのは、中年のおっさんです。

60代の感染者の増加は若者のせいではありません。

 

地域の住民が、頼りにしているような小さなレストランなどで、

10名くらいで集まって何らかの打ち上げをしている。大声でしゃべりまくり、長時間居座っている。ゴルフにもいっているらしい。

 

大声すぎて聞こえるのは、下品な話ばかり。「俺たちは、こうやって宴会をして、経済を回してやってんだ」とか、「マスクを中国から安く仕入れて、いまでも50%くらいの利益率で回っているのでぼろもうけだ」とか、家のみの需要で、酒がうれまくるとか、、、、  

 

また、知り合いの社長が、まったく無症状でPCR陽性だったとか。直前まで俺もい一緒に飯食ってたわ~ とかいうとる。 

 

彼ら自営業者には、自分が得になるかどうか以外の価値基準はないのだろうか?

 

営業自粛なども決めるのは自分の判断。 不要な宴会でも、するかどうかは自分の判断。これが自由というものであろうが、釈然としないものがある。

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医療機関や介護施設の職員がどれだけ制限を受けているか

 

前述のおっさんずイレブンに物申したい。

 

医療機関や介護施設の職員たちが、どれだけの我慢を強いられているか知っているか?と。

 

介護施設でクラスターが起これば、死人発生に直結する。

医療機関でも死人も発生するし、一瞬で重症者ベッドを全部使用不能にする。診療業務を止めざるを得なくなり、それに元なう見えない死者や病状悪化者が出る。

 

 

それらの広大な犠牲を危惧して、私生活に制限をかけています。

 

 

私の職場では、家族以外の人と食事を一切共にしてはいけないことになっています。人数とか、時間とかではなく一切禁止。

 

府県またぎの移動も不可です。

夏休みも、でかけるどころか。。

 

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われわれの努力を、おっさんずが帳消しにして、さらにそれが正しいことだ、俺たちが経済を回しているといって回る厚顔無恥。60代のおっさんという階層は、人の言うことを聞くとか、思慮深い人柄などある人がもっとも少ない年代です。

仕事などでの権限を自分の偉さと勘違いしている残念な年代です。

 

 

しかし彼らの体は、決して若くなく、コロナが本気を出した場合、本当に死にます。自分のことだけでなく、周りも見れる一般人を期待するのは、私のエゴでしょうか?  少なくても医療関係者はかなりの我慢をしています。

 

経営層も、医療にはGOTOキャンペーンはありませんので、かなりの我慢をしています。

 

コロナを診ない病院だけが、なんとか経営危機を避けられて、コロナを診るびぃういんの方がむしろ、傾いています。

 

 

傍若無人な”一般人”何とかなりませんか?

 

では。

 

 

 

やっぱり人工股関節、人工膝関節はよくできたシステムだと認識した 人工肘関節はまだまだ玄人向きである

管理人です。

今日は肘関節の話を。

 

 

整形外科医にとっては、人工関節というのは最大の武器です。

現在では、これだけの多部位で実用化、長期成績が望める段階に来ました。

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人工関節はこれだけの部位に使われるようになった

 

リウマチ外科医としては、全身の関節を相手にするので、これだけ多数の治療の中で、どれだけ多くが自分でできるのかというのが、治療の幅を広げることになりますし、腕の良さを示す指標にもなります。

 

 

しかし、現在のリウマチ外科医のなかで、これらすべてを自分でできる人はどれだけいるでしょうか?

 

最近の分野細分化の影響もあり、通常の関節外科医でもですし、脊椎外科に関しては、通常の骨折すらしなくなってきています。

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人工関節の歴史は膝関節から始まった

 

世界初の人工関節は、諸説ありますが膝関節の象牙製の人工関節といわれています。

https://www.amdd.jp/technology/aboutmedtech/pdf/07_jinkou.pdf#search='%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%A7%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6+%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E9%96%A2%E7%AF%80'

 

以来、股関節、肩関節を中心に、膝を含めて大関節で進歩を遂げてきました。

 

材質、安定化機構、バイオメカニクス・・・

新たなコンセプトが追加されて追加されて、現在に至っているわけです。

 

例えばヒンジ型であったところが、応力集中によるゆるみが見られることから、congruent型に進化したり、コンセプトの進化とともに、機械の進化もしてきました。

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現在の膝関節は、表面置換型を中心に、インプラントのデザイン、ギャップ形成機構、手術用機械の進歩に加え、ついにロボットによる全自動骨切りまで登場しています。

 


最新鋭の膝手術ロボ導入 近大が国内初、人工関節で

 

 

歴史とは、失敗とそれを糧にして進化した歴史です。

 

膝関節、股関節はシステムが機械を含めてとても進歩しています。

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人工肘関節をして冷や汗をかいた

 

先日、管理人も人工肘関節をしました。

 

もともと20年来拘縮をしていた、painful anlylosisの症例です。

ギャップを作るのにとても苦労をしました。

 

膝関節や股関節でも可動域の悪い症例に対する手術は難しいと思います。それと同様です。

人工肘関節|人工関節の広場 -もう一度歩いて行きたい場所がある-

 

最近のはやりは、上腕三頭筋温存手術ですので、経験は浅いのですが頑張って取り組んでおります。

業界ではtriceps-on approachといいます。

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 このアプローチは、術後の可動域訓練において三頭筋のことを全く考えなくてよくなるので、うまくいくととても有利な術式です。

 

半面、術野が非常に悪いのが問題となります。

いちいち三頭筋の緊張により、肘関節脱臼に抵抗する。

(これは逆に術後の脱臼抵抗性になるので良いことでもあります)

 

三頭筋の筋腹も上腕サイドのほとんどを覆い隠します。

なので、インプラント接合時にほとんど術野が見えなくなるのです。

 

 

 

私は今回、尺骨インプラントが予定より3ミリ近位設置になってしまいました。

これにより、インプラント接合が困難になったため、三頭筋を一部いったん切離して再建せざるを得なくなりました。

 

 

 

きっちりと再建できたので、従来のcanvelアプローチよりは格段に良いのですが、残念な気持ちが残りました。

 

術後成績も申し分なく、屈曲135度伸展-15度  excellentなのですが。(汗)

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THAやTKAならこのトラブルは0秒でシステムが解決する

 

翻って、既存のインプラントに合わせて考えると。。。

 

THAであったなら、ネックを-3ミリにする。とか、インプラントの選択で全く悩むことなく解決するんですよね。

TKAなら、インサート圧を変えるということで、ギャップは大丈夫になるんですよね。

 

人工肘関節は、ギャップセオリーが必要な割に、それを調整するプラス骨切りシステムや、インプラント挿入補助システム、回旋防止システムなど、進歩したTHA/TKAシステムに比べて、はるかに後れを取っています。

 

 

そのため、今でもTEAは一部の医師にしか行われない、玄人専用手術になっています。

 

手術を受ける機会自体がない都道府県もあると聞いています。。。

 

 

 

新規インプラントの開発もいいのですが、インプラントメーカーには、手術をより安定的にしてすそ野を広げる機器開発にも力を注いでほしいものです。

 

 

では。