リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

YAHOOとついていても実態はこんなもん。幾重にもかかる甘い罠にご注意

YAHOOからこんなメールが来ました。

 

Yahoo! JAPANおすすめ情報メール


こんにちは、○○さん。
いつもYahoo! JAPANをご利用いただきありがとうございます。

。:+* ゜ ゜゜ *+:。:+* ゜ ゜゜ *+:。

夏本番!

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3.02%ってどれほどかわかりますか?

 

何度もこれまでも言ってきました。

 

海外通貨スワップは必ずかかります。

 

無料なんて罠に決まっています。

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問題なのは、

YAHOOがこのレベルの勧誘をすることにあります。

 

大企業が安心を語った高利貸し((笑))まがい

外貨を融通するから3%よこせだと?!

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現在の普通預金金利が、0.001%なのは論外として、

 

株式やETFなど、不動産投資、みんなリスクを取ってこの3%の利益を生むために日々働いているか、努力をしています。

 

それを何も知らない素人たち(海外旅行慣れしていない人たち)をだますように、安易にこの3%を大企業が得ようとして、メールをばらまいています。

 

海外旅行に行く方。

皆さんに言います。少しだけカードを発行する手間はかかりますが、

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現在のスワップは1%前後がギリギリです。

3%なんてとんでもない!!

 

 

ほとんどの国では、現地で通貨を交換すると5%くらいとられて、YAHOOなら3%、慣れた人は1%以下で過ごせる。

 

 

 

これから海外旅行に行く人!

時間があるならなんたって準備が一番大事ですよ!!

 

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英語の世代間格差は国単位では明るい材料でも、個人・年代的には時限爆弾になる

管理人です。

今日は教員らしく教育、educationの話です。

 

 

私は今年はじめから海外、特に欧州に短期ながら留学してきて、自分の語学スキルのなさに絶望に近いものを感じていました。

 

とはいえ、自分なりに英会話教室にも5年以上にわたりON-OFFながら通って、自分の職場の中では平均くらいはできるつもりでした。でも現地では討ち死にというよりも、自爆に近い無残な結果でした。

 

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自分よりも年代の上、上司たちでも自分よりもがぜん話せる人間はあまり多くない印象でした。それなりにまあ何とかなるかと思ってた自分が甘かったのです。

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最近の若い世代は意外と英語を話せる?

 

どの年代でもそうですが、ビジネスで必要なこともあったりで、話せる人はとても話せます。なので、年代の平均というのは、ハイレベルの人の割合ではなく、全く経験のない人数の数で決まるということです。

 

 

われわれの世代は、(30,40歳代を指します)英語教育といえば受験英語で、実践ではありませんでしたし、大学進学後もほぼ触れることがないのが現状です。

 

 

ところが、最近の若者は意外と話せるものが多いような気がしました。病院の中で、学生?か研修医?が、海外からの留学生と英語でしゃべりながら構内の案内をしています。英語でのプレゼンテーションで、明らかに発音も流暢さも、上から目線で”指導”をしている教授よりもうまい英語をしゃべる専攻医。

 

あれ?最近はみんな英語を話せるのか??

 

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世界各国の日本のレベルは?

 

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第6回となる2016年調査では、「オランダ」が72.16ポイントでランキング1位を獲得した。2位は「デンマーク」(71.15ポイント)、3位は「スウェーデン」(70.81ポイント)、4位は「ノルウェー」(68.54ポイント)、5位は「フィンランド」(66.61ポイント)と、北ヨーロッパが上位を独占する結果となった。

 

現地に行ってきた人間としても言わせてもらうと、もともと欧州は言語の成り立ち的にも英語が近いうえに、日常から話す機会があふれています。

 

非英語圏に旅行などに行っても明らかですが、現地でも若い世代は結構英語で通じます。また大学生にもなると、1セメスターとか1年という単位で自分の国以外に語学留学します。

 

二度と欧州内で戦争をしないように、各々があ互いに理解しあえるようにということのようです。

 

 

 

でも正直これは欧州内だけなのですが、、、、

 

移民問題の悪化とともに、人種差別的なものも悪化しているようです。

 

なので、英語を話せないなんて、野蛮人みたいな扱いになります。

 

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日本人は、国際的な競争力をつけないと、このまま国力が減退、結果してどんどん物価の上昇、賃金の低下など、じわじわと体力が削られます。

 

今のわれわれが感じている日常生活の焦燥感は、国力の低下に起因するところが多いです。インフレなのに給与が減るという時代にわれわれは生きています。

 

 

日本はそのためにも言語でも追いつかないといけません。

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私が行ったオーストリアは、”高い言語能力”でした。

 

 日本における世代間格差

 

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やはり案の定でした。

 

40歳以上でくくられていますが、

若い世代は英語に触れています。

 

なので、彼らは今は修行中ですが、

10年もたって主力になったころには、われわれ「失われた世代」の人間をすっ飛ばして、海外で活躍することが目に見えています。

 

 

国単位では、

 

今後のこの世代が活躍すれば、国力向上も可能かもしれません。

もしかするとその恩恵で、われわれの老後がちょっとましかもしれません。

ただ世代の人数比で、よっぽど稼いでくれない限り、われわれにお金は回ってきません。

いずれにしても、国単位では未来に向けて猛進中といいましょうか。

英語教育自体の変化が少しづつ花開いていて、私が病院内で目にする結果に至っていると考えます。

 

 

インバウンドで多数来ている外国人観光客に、バイトのお姉ちゃんが外人さんと何の苦も無く英語でやり取りもしています。

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ところが、

個人・年代的には。。。。。

 

 

 これは考えてみてまずいと思いました。

 

10年ほどの余裕しかないのに、

次の世代に追い越されてしまう可能性があるということを意味します!!!

 

 

仕事なども海外とやり取りが必要な主要なポストは独占、、

われわれは時間でお金をもらうタイプの労働しかなくなってしまう。

 

われわれより上の世代は逃げ切りです。どちらにしても年金ですから。

 

 

AIが発達するから言語習得の必要性はないと断言するコメンテーターもいます。

 

 

しかし、言語は文化なのです。他の人が何を考えるかを考えたうえで、相手の気持ちを考慮に入れた「文化的な」会話をできないと、相手にされません。

 

 

そのレベルまで技術が進むのでしょうか?それには何年かかるのでしょうか?

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次の世代のスペックが自分たちを凌駕している可能性があるという、リスクマネージメントをしないと未来がないかもしれません。

 

 

今日は怖い話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MoneyForwardの「未来よそQ」に早期退職はやめたほうがいいと言われた件について

管理人です。

家族のイベントで、近日中に転居をすることになりまして、、、

家賃負担が増えることから家計の見直しを行うことにしました。

 

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ついつい、奥さんって子供しか見えないというか、家計の推計をしないで、今だけのことで言い出すからこまる。。。

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よそQとは?

 

これはMoneyForwardに標準搭載のシュミレーターです。有料会員なら使用できるのですが、私は各金融機関の資産の動きなどの統合の利便性から、500円/月の利用料は価値があると考え、ネットを介するリスクは承知の上で使用しています。

 

・現在の収入

・昇給率

・家の購入や家賃

・減価償却

・ローン

・子供などの資産減少イベント

 

いろいろなものを盛り込んでくれており、特殊な事情のない会社員なら、わざわざプランナーさんに聞くまでもなく、ある程度のことはできます。

 

あくまでシュミレーターですが。

 

 

 

で、今回は家賃が3万くらい上がることと、実は家計支出が5万くらいこれまでの資産よりも高かったことを修正するために使用しました。

 

で、今は65歳定年でシュミレートしています。

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結果は100点でした。

これに気をよくした私、実際にリタイアができるのか、見てみたくなりました。

年齢を修正してグラフを書くだけなので、15秒で結果が出てきます。

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では憧れの50歳定年(10年後!!)

 

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はっきり言ってショックでした。

0点、、、、、

 

厚生年金も試算に入っていてこれです。

今のままではいくら2年後に家を買う計算とはいえ、60歳前に資産が底を尽きます。

今のまま働いているだけなら、リタイアは無理そうです。

 

 

次に現実として55歳定年

 

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これも0点でした。

65歳ごろに資金が底を尽きます。

 

次に60歳定年。

 

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これならば、85歳くらいまでは何とか生きられそうです。

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 でも、日本人男性の平均健康寿命は、今72歳です。

 

60年頑張って、体を痛めているであろう12年しかあそべない。。。

医療費がかかればもっと下方修正になります。

 

 

よそQに「早期退職はやめた方がいい」といわれたに等しいです。

 

もしも月に10万円不労所得があれば?

 

資産からのインカムゲインを設定したら、ある程度種銭が大きくなったら老後でも増えていくようです!!

60歳リタイアでの資産です。

 

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じゃ55歳では???

 

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70歳過ぎまで大丈夫なようです。

 

だいぶんいい感じになってきました!!

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結論。

 

自分は仕事を辞めても、自分の資産には働かせろ!

今遊ばせておく金は全くない!

 

以上です。では

もはやシャンパーニュにおけるRMやNMという区別は日本酒の生一本と同様に意味がないらしい

も先日パリに行ったついでに、あこがれの地、ランスに行ってきました。

本当はエペルネーにいって、畑を見て、、、が希望だったのですが、同行者のレベルを考えて、割とメジャーなところで手を打ちました。

 

それでも、ランスは素敵な町でした。

 

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SNCF(シンシフと呼びます)の駅さえもおしゃれです。

 

街中を歩きますと、次々に有名なメゾンが見られ、同時に大型トレーラーが行きかうのがわかります。そう、これらはシャンパーニュを出荷しているのです。

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これだけのメゾンが作るシャンパーニュの量は半端なく、同時にランス地方で作るブドウだけで足りるのかなとさえ思うくらいの量です。

 

ところで、RMとかNMって知っていますか?

 

シャンパーニュのボトルにかいてある小さな文字

 

皆さんがよく聞く、モエ・エ・シャンドンやヴーヴクリコは、いわゆるNMにあたります。

 

ホテルオークラ東京さんのサイトから拝借しました。

一口にシャンパーニュと言っても多種多様で、メゾンによって味わいが異なるのはもちろんのこと、同じメゾンでも味わいの様々な商品を製造しています。一方、味ではなく生産形態でワインメーカーを見てみると、新しい切り口からワインの世界を見ることができます。当然のことですが、世界には数えきれないほどのワインメーカーがあり、それぞれの方法でぶどうを栽培、または購入してワインを生産しています。この生産形態を明確に分類して規定しているのがシャンパーニュの特徴でもあります。消費者にとっては分類が分かりやすく、巧みなマーケティングとも言えるかもしれません。主な生産形態は、以下の通りです。

N.M.(Negociant Manipulant)ネゴシアン・マニピュラン

ぶどうの一部またはすべてを農家から購入し、シャンパーニュを造るメゾン。“Moët et Chandon”、“Pommery”、“Veuve Clicquot”、“Krug”など、大手シャンパーニュメゾンのほとんどがN.M.に属している。

R.M.(Recoltant Manipulant)レコルタン・マニピュラン

自社畑のぶどうだけでシャンパーニュを造るメゾン。自社でぶどう栽培から製造までを行い、比較的小規模であることが多い。“Egly Ouriet”、“Jacques Selosse”など。

N.M.とR.M.の他にも、C.M.(Coopertative Manipulant:コーペラティヴ・マニピュラン)と呼ばれる生産者協同組合もあります。ぶどう農家が協同組合にぶどうを卸し、協同組合が製造を行う形です。または、農家が協同組合を作って組合で生産します。

 

 有名どころは小さな農家などからも漏れなくブドウを買い取り、地域を支えてきたのです。そしてワインを作って貯蔵し、自分のメゾンの味に合わせてブレンディングするのです。そして瓶内二次発酵。。。

 

 

とても小さな農家ではできない仕事ですよね。

 

なので、

 

NM=安定の味

RM=少量しかない特別なワイン 

    または どこにでもあるあワイン

 

を意味していました。

 

RMでもジャック・セロスなどはすごいですよね。

逆にドンペリニヨンなんかは安定の味と高価格。。。

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ワイン好きはみなRMの中の綺羅星を探していたわけです。

 

今回の旅でも現地の酒屋で、RMで珍しいものは?と店主に聞きました。

 

 

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ところが店主は、

「もはや我々にとってその言葉は意味を持たない」というのです。

 

 

いまやどこのメゾンも自生産のブドウだけでは足りない

 

NMが農家からブドウを買い付けているというのは当然のこととして、いまはRMも味の調整などを含めて、逆に小農家からのぶどうジュースをNMから買っているというのです。そうすることでNMも自社に合わないブドウを売ることができるし、RMも新商品などを作るためのブドウを新たに生産しなくて済むのです。

 

 

日本酒における桶買いって知ってますか?

これは日本においても同様の問題でした。

・桶買いについて

   「生一本」という言葉をご存知であろうか?清酒製造業界で規定されている呼称のひとつであるが、 単一醸造元で製造された清酒だけが入っているとき、その表記ができる。他の醸造元の酒が 混ぜられていないことを示す表記は誇らしく、よろこばしいようにも思えるが、これは逆に言うと、 たくさんの醸造元の酒を混ぜているものが跋扈している、ということである。 
   これは古くから、特に大手酒造会社において行われているもので、地方の弱小 酒造会社から酒を買いたたくわけである。そしてそれらを混ぜ、さも自分のところでつくったかのように売るのである。 これが「桶買い」である。酒を桶ごと買うわけである。 違った工程で造られた酒故、たくさん集めて混ぜても品質の維持ができない(ほとんどの場合劣った 品質となるであろう)ので、大量の活性炭などで雑味成分を取り除き、 出来たものは味もそっけもない、よもやすると炭素臭い体に悪い酒のできあがりである。混ぜているのが 三増酒ならなおさらである。 

 

 

日本における桶買いというのは、悪い問題ととらえられていました。

 

あなたは知ってる?歴史から読み解く!日本酒のラベルに書かれている「生一本」の意味 – KURAND(クランド)

 

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逆桶買いもあるわけです。

 

これがシャンパーニュの分野においても進んでいるというのです。

 

いまや日本酒も、昔の三増酒の時代の桶買いから、淘汰、世界化などを経て、だいぶんとクリーンになってきました。そして同時に、桶買いをうまく生かして、より良いものを生産するための手法として昇華してきました。

 

わかりやすいのは漫画、「もやしもん」の最後2巻くらいですかね。

すごくよくわかります。

 

 

 

いまはシャンパーニュにおいても、同様です。

あまりにワインの市場が広がりすぎ、中国の爆買いや、結果的にDRC社のワインの偽物の大量発見など、この世界には欺瞞が満ちています。

 

 

でも、同じように闇に進むのではなく、シャンパーニュは陽に向かって、現在進んできている、ぶどうジュースの売り買いのこの進化発展形を生かして、より良い品質につなげてほしいと思います。

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とはいえ、われわれとしてはシャンパーニュはもっと安くなってほしい。。。

笑 では。