リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

ダスキンのエアコンクリーニングはすごかった。

先日、

慢性扁桃炎で困っていると書きました。

その時にまず考えたのが、エアコンからのカビ飛散です。



実は、ベランダでゴーヤ、パクチー、バジル・・・と野菜を育てていたので、
水を汲みに行くのがめんどくさくって、

室外機からの水をバケツにためてたんです。



はじめはよかったんですが、ホースが↑向きになっていますよね。

初めて2週間で、

エアコン本体から水漏れしました。。。


なので、エアコン内にカビが生えている自覚はあったんですよね( ;∀;)




ダスキンがきました。

まずは養生。
f:id:orthopaedicrheumatologist:20170906113116j:plain

そして、分解。
f:id:orthopaedicrheumatologist:20170906113229p:plain

掃除寸前
f:id:orthopaedicrheumatologist:20170906113336p:plain

そして、噴射!
f:id:orthopaedicrheumatologist:20170906113512p:plain



ものすごく黒い水が出たそうです。

これに抗菌コートを追加して、15000円。

エアコンの効きもよくなって、なにより自分の安心感が半端ないです。

おススメといってもいいのではないでしょうか??

#ダスキン#エアコンクリーニング#抗菌コート#すごい#お得


やっぱりリハビリは高級品であるという自覚を持った方がいい

管理人です。

先日から回復期病棟シリーズです。

 

www.orthopaedicrheumatologist.com

www.orthopaedicrheumatologist.com

 

投資の練習とばかりに金額勘定しまくってます笑

 

回復期病棟の入院費は、

一日約45000円です。

f:id:orthopaedicrheumatologist:20170904214123p:plain

 

これらの中で、復職できるのは約半数です。

高齢の方はもともと職業をお持ちではありません。

 

急性期病院でも、手術をして月に80000点のレセプトを超えることは、

かなりの難易度の手術をした場合です。

 

 

ブラック錬金術ですが、

回復期リハビリテーションでは、全入院が80000点を超えます!

 

先月のレセプトが回ってきたのですが、、、

あれ?あれ? 全員??

 

つまり、最高級品ということになります。

急性期病院の高点数は「材料費」が主ですが、

回復期病院の高点数は「人件費」が主です。

 

いわば、帝国ホテルの45000円の部屋に泊まって、

ベッドなどの設備の費用が25000円で、

残り20000円がサービスマンの費用

ということになります。

 

 

 

イメージ図です(あくまで)

 

f:id:orthopaedicrheumatologist:20170904215107p:plain

f:id:orthopaedicrheumatologist:20170904215006p:plain

 

つまりは、みんな帝国ホテルに社会保障費を使って、入院している。

(帝国さん、勝手に名前出してスミマセン)

そういうことも もしかすると言えるかもしれません。

 

是非を言うつもりはありません。

 

これの解釈は、皆さんの良心でお願いします。

 

 

#回復期リハビリテーション#高額医療#社会保障費#一日高い

 

 

 

抗CCP抗体陽性の未発症患者は治療が必要なのか?それとも経過観察か?

最近リウマチ外科らしからぬ投稿が多かったので、

意外と重要な臨床的な疑問を。

 

 抗CCP抗体とは?

 ACPAともいわれます。anti-citrullinated protein antibody: ACPA

海外の文献などに触れる機会が多い方では、こちらのほうがなじみが強いのではないでしょうか?

 

非常に特異度が高いのが特徴的で、陽性であれば約95%

診断がつくそうです。擬陽性は結核が挙げられます。

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

つまり、ひっかかればアウト。のものです。

 

ところが、残念なことに発症時における陽性率は50%程度で、

感度は67%といわれています

 

つまり、陰性でもリウマチは否定できません

 

症状があって検査が引っ掛からない人

こういう方には、CCP抗体が感度が低いことを考慮に入れたうえで、

関節エコー・MRIの力を借りつつ、ACR-EULAR2010 分類基準

f:id:orthopaedicrheumatologist:20170903113135p:plain

使用して、いわゆる

リウマトイド因子陰性関節リウマチを見逃さないように

努めます。同時に他の疾患との鑑別に、経験と実力が必要とされます。

 

症状があるときはとことん調べる。でいいのです。

 

 

では症状のないACPA陽性は?

これは難しい問題です。

 

自分の診察技術や、本人が気づいていない関節炎の発症の可能性があります。

また、本当に未病であったら、その期間をどうすべきなのか

という疑問が残されています。

 

ここは本当にコンセンサスがありません。

 

人によっては、発症は確実(!?)なので、MTXを使用する人もいるようです。

しかし、私はこれはいただけないと思います。

 

MTXもリスクのない薬ではありません。

目標が関節破壊の防止なら、プラリアやビスホスの使用でダメなのでしょうか?

 

というか、治療の原則は、診断がついて始めて治療です。

 

経過を見るというのではダメでしょうか?

 

 

確かに、マイクロイベントの積み重ねで、すでに抗原提示まで済んでいる状態です。

さらに発症したら予後不良の因子です。

 

この段階で見つかったのは、患者さんにとってラッキーなはずです。

 

まだ残るパラドックス、診断に関するパラドックスです。

これはコンセンサスが得られるのでしょうか?

 

#CCP抗体#関節リウマチ#診断#リウマチ因子#ACR-EULAR分類基準

#未病#高力価は予後不良

 

 

 

単身赴任はとかく費用が掛かる アーリーリタイアには程遠い

管理人は、どういう風の運びか、

超短期間の単身赴任生活を命じられています。

 

首都圏には、学会で出かけることはありましたが、

居住は初めての経験です。

f:id:orthopaedicrheumatologist:20170902105755p:plain

 

毎週末、業務上の報告事項があるため、一応公費で帰宅が許されていますが、

一番思ったのが、

「支出が半端ない」ことです。

 

同じことを感じる方は少なくない ようで、

tanshinhunin.hateblo.jp

 

みんなつらいですね。

 

一般的な家計増

通常、会社の寮などがない限り、

  • 交通費 どれだけ自宅に帰るかにもよる
  • 食費  一日1500円くらいでしょうか? 
  • 光熱費 単身なら10000円を超えることはないでしょう。
  • 家内のファブリックの再支度

 

お子様を含めて通常の家庭では、それなりに家具や設備も整っており、

無理に外注せずに多くのことを完遂できます。

 

しかし単身では、電子レンジ、冷蔵庫、布団一式など、

不必要ともいえる必需品の支出が増えます。

   

 

初期投資に必要な金額

これらのものをそろえるのに、やはり100000円はかかります。

会社から単身赴任 支給が50000円程度/月 増えても

 

どう考えても赤字です。

 

仮に支給が50000円で

 

50000 - 光熱費10000 - 家賃60000 - 食費45000 = 約-60000

それに加えて交通費 月二回帰るとしたら 50000くらいでしょうか。

 

どうやっても月に10万越えの支出増 に加えて

10万クラスの初期投資が必要です。

 

以前に悠々自適のためには、

月に30万円の投資へ回す必要があるといいました。

 

プラスマイナスで20万円分の負担増です。。。

 

早く単身赴任が終わってほしい。。。

まだ私は交通費が出て、寮があったので、支給がない代わりに

初期投資と食費で月50000円程度の負担増で済んでいますが・・・

 

そんな悩めるお父さんたちに賛辞を送ります!!