リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

複数国に行くときのSIMがこれに決まり!AIS 2 Fly Europe 夏休みまでにゲットを

管理人です。

学生時代の友人が台湾の方と結婚するので、台湾に向かっています。

また来週EULARに行くので、今年はオランダです。

EULAR 2018 Amsterdam – Annual European Congress of Rheumatology

 

この時にアムステルダム空港にINしてフランクフルト空港OUTという選択をしたので、いくつかの国をまたぐことがこの2週間のうちに行くことになりました。

 

現地で通信が得られないと、観光も含めてとても不便なので、複数国使用可能でかつ、安価なSIMカードを探していました。

 

 

ちなみにオーストリアでは「3:drei」を使っていました。現地で買ったプリペイドで、電話もできることから重宝していましたが、週末の旅行など他国に行くときにはやはり通信を失っていました。

 

 

なので、各国数日ずつでもOKなSIMはないか?

これまではあっても高価でした。

でも知らないうちに世間は進んでいたようです。

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AIS SIM 2 Fly Europe!

 

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4GB ・15日間(360時間)です。

 

AISはタイの最大手通信会社です。ローミング設定を使用して、各国で使えるようにしているようです。日本の携帯会社で同じことをすると、あり得ないぐらい高額になります。(たとえば安くて1000円/日とか)

 

4GBを使い切っても、そのあと128Kでは通信を継続できます。

 

現在69か国で使用できるようです。

ASIAしかいかないなら、アジア版は半額くらいで手に入るようです。

 

 

これで大体実勢価格3600円くらいです。

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日本では、普段はMineoを使っています。国内では3GBで1720円です。

Mineoも海外SIMサービスを持っていますが、

global.mineo.jp

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おいおい。。。

 

 

国内でもある程度許せる商品が出てきたことがありがたいです。

まあテザリングもOKなので、家族でも使えます。(電池は激減しますが)

 

 

今後はDualSIMが使える機種を使用して、通話専用(国内)+データ専用(国内/海外)とすれば、海外でも日本の番号での待ち受けをしつつ、パケット通信できそうですね。

 

 

 

 

とてもまずいダブルブッキングをしてしまった スケジュール管理方法再考が急務!

管理人です。

ここ1週間ほど、思考が追いつかないほど多忙で、それに伴い更新も全くできていませんでした。いまもそれらが終了したわけではないのですが、、

 

忙しいととんでもないことが起こるもので、、、、、

 

公的行事のダブルブッキングをしてしまいました。しかも、決まってから1月間気がつかなかったのです。まあ、気がついていたらその時点でもちろん対応するのですが。

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忙しくしていると、注意力散漫になります。やらないといけないことで頭が占拠されてしまっていて、普段なら残している余力まで使ってしまっていると、ふとした危険性など余力部分が気がついてくれるはずのことがスルーされてしまいます。

 

この危険性は、世の中のお仕事をされている方ならば誰もがご存じで、当たり前のことでしょうが、数年に一度やってしまいます。

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第1の公式行事

昨年冬から準備していたもので、今年の1月頃には決まっていました。国際学会への参加です。自分は筆頭演者であることに意義を置いていますので、いつもなら発表者です。しかし今回たまたま、教え子の大学院生の発表の指導・同行でした。

1週間パリで勉強をできるということで、演題の用意だけでなく、他にも観光を含めて気合が入っていました。ワインも大好きですし、最高のシチュエーションです。

 

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国際学会の参加は、国内とはわけが違います。

参加料も基本10万円ですし、飛行機も15万からですし、宿も10万近くかかります。

自腹で行くには涙がちょちょ切れる内容です。しかも英語もしゃべれないし・・・

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第2の公式行事

これも重要な仕事です。3月末までウィーンにいて、4月から帰国して早々に舞い込んできた話です。いわば教授からの仕事であり、公的な講演会での前座を依頼されました。業務本体ではないのですが、状況的には私は断れる状態にありません。

 

正直準備にかける時間は100時間を下りませんので、前座におけるほんの少しの報酬などは、時給換算でマクドのアルバイトにも劣ります。しかも業績にも何にもならないのに、レクチャーなので、クオリティだけは高くないといけません。学会より。

 

私的にならば、まったく受ける理由のない仕事ですが、依頼元の問題から受けざるを得ない仕事です。断れる人はいないのではないでしょうか?ボランティアと考えるのが最も良い心の置きどころです。

 

なので、7月とまでは聞いていましたが、しっかりした日程を確認することなく、わかりましたと答えていました。これが4月末ごろです。

 

この時点で恐怖のダブルブッキングは始まって、水面下で進んでいたことになります。

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なぜ気づいたのか?

 

これはまさにたまたまです。

最近体も疲れますが、頭の疲労がそれを上回るため、床についても頭の回転が落ちてくるまで寝れないのです。

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こういう時にお酒は禁忌です。

頭は動いたまま、体も代謝に大慌てのまま、酒で意識だけ飛ばすのです。

当然翌日のダメージは計り知れません。

 

なので私は、疲れた日は飲みません。昨日も無酒で寝ました。

いつものように頭が回って、いろんな事項が浮かんでは消えていきます。。。。スライドの直しを明日しないとな。そういえば、例の件はどうなったっけ?などと、走馬灯のように頭は意思に判して回る。。。

皆さんもそんな感じでしょうか?

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ふと、その際大学院の教え子のスライドを指導しないとな・・・と思ったところで、あれ?と気がつきました。教え子のスライド修正にかかる日にちを計算に入れておかないとひどいことになることが多いです。

 

彼の発表日が、、、いつで。僕の依頼仕事の発表日が、、、、

 

(。´・ω・)ん?

 

 

 

 

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自分の発表日はパリにいるはずでは?!?

 

本当に慌てました。

飲み会のダブルブッキングとはわけが違います。どっちも公式行事。。。

近いなら梯子できる。。。パリやし。

 

 

 

どちらかの公式行事をパスせざるを得ません。

ある意味パワーバランスで、第2行事が優先されました。

 

 

大学院さん、ごめんね。。。いつか埋め合わす・・・

 

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なぜこのブッキングミスが起きたのか?

はじめに言います。

最も悪いのは私です。それは間違いありません。

 

でも、こういう1回の事故の前には10回のインシデントがあり、その前に100回の種があるということはよくわかっています。

 

これが起きる原因を個人の確認不足と安易に断じることなく、なぜそうなるのか、元の原因を精査することが未来へつながります。

 

100個の種をなくすことが大事です。精神論では改善は得られません。システムです。大事なのは

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1、上司からの仕事依頼でもアバウトでは即答しない

あえて他人から行きます。上司は悪い人ではないのですが、高度に社会的な人で、冗談が通じにくく、隙も出さないので、本音がわからない人です。社会的であることから、頼みにくい仕事はぼやかして来られます。

 

今回も依頼時には、日時を確認しなかった私が悪いのですが、「7月の」・・・というアバウトなオファーでした。なのに即答してしまった。

まず、ここが間違いです。

 

アバウトなオファーは即答しない!

これを徹底する必要があります。

 

もちろん企画段階の仕事もあるでしょうし、きっちり決まってないことも来るでしょう。その場合でも、こちらのスケジュールを伝えて、「保留・前向きに考慮」にとどめるべきです。

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2、現在の自分の仕事の依頼系統が2倍ある

次はシステムです。

これまでは安易に受けても大丈夫なことが多かったです。というのも、公的な仕事の依頼は、自分の所属から発生するため、これとぶつかる仕事がある可能性はほぼ皆無であったからです。

 

ところが、諸事情で、リウマチ医にかかわらずリハビリ医として現在勤務をしております。そのため、依頼系統というか、従うべきタイムラインが2つ存在するのです。

 

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5月以降、それで確かに結構多忙なのとかつ、危ない目を見てきていました。会議が重なったり、業務がバッティングしたり。

そこをインシデントとして認識できていれば、すでに事案は4月に起こっていたので、避けることが難しかったかもしれませんが、早期に気が付けたはずです。

 

 

タイムライン2重に関する、管理方法が必要です。

これに関しては、今のところ考えがまとまっていません。

 

 

完全に真ん中に立って、すべての業務を自分で取捨選択決定するのか、それともどちらかの主軸を決定して、それを中心に決定しておき、副軸は行ける範囲と割り切る。

片脚立位か両脚立位か。

 

 

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とはいえ、

2重支配を受けるのは人間の臓器にもあります。

一方からは自動的に支配され、無意識に行われる。もう一方は意識的に行われる。筋肉なんてのもそんな感じでしょうか?

これを参考に構築できないかなと思っております。

ただもう少し時間が必要です。

 

 

 

しかし今できることといて、

次の事故が起きないように、スケジュールの点検から始めます。

では。

 

 

 

 

 

 

 

何を使っていますか?統合性疾患活動性指標 DAS28, CDAI, SDAI使い分け

管理人は表題について疑問を持ちましたので、調べてみました。

 

関節リウマチ治療にかかわる人間はみな避けては通れない(?)ものがこの、「統合性疾患活動性指標」です。

 

 

いかつい名前ですが、平たく言えばDAS-28、CDAI、SDAIのことです。

英語でいえばcomposite measureといいます。英語の方がはるかに実用的な名前です。意味が分かりにくいのですが、最近は他の疾患においても用いられますので、言うならば病気の火の勢い”と、患者には説明しています。

 

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これを避けては研究はできない

 

実に単純な仕掛けなのですが、薬物療法のコンロトロールを意味するので、研究をする、少なくても学会発表レベルでも欠かすことができない指標です。

 

これだ抜けているだけで、バイオ各社は市販後調査など苦労していることともいます。欠損値なので、仕方がないのですが、統計上は補正できないので、臨床研究の足を引っ張ります

 

 

でも臨床家を責めないでほしいのです。

めちゃくちゃめんどくさいのです。

 

ではどれを使うのか?

 

歴史的には、実はより古くからあるのはSDAIとCDAIです。ずっと前から関節腫脹数や圧痛関節数を評価として取り入れるだけでなく、患者立脚型評価といいますか、患者VASを評価に用いてました。

 

今の主流である患者立脚型に見事に合致しています。

これらが長年忘れ去られていたという理由に関しては、私も知らないのですが、バイオ登場前後から時代はDAS-28に移っていきます。

 

このDAS-28ですが、もともとはフルのDASというのがありました。足などを含めて全身の関節を網羅的に評価して、罹患関節数としてカウントアップしていました。

 

このDASは、SDAI/CDAIの欠点であった、各評価項目の重みづけという部分をカバーしています。

 

DASの計算式はおそらく多変量解析から出されています。

DAS28-ESR = 0.56×√(TJC)+0.28×√(SJC)+0.7×LN(ESR)+0.014×(VAS)

 

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偏回帰係数が、相関係数にあたります。

ということは

圧痛関節は腫脹関節の2倍のインパクトを疾患活動性指標に与えていることになります。

 

 

ところがどっこい時代はさらに進んで逆戻り

 

ところが、このDASも初めは44関節で取っていたのが、股関節を調べにくいこと、靴を脱がないと足をチェックできないこと(欧米では靴はほとんど脱げないレベルに革靴を履いている)、から 簡単に触って診断できる28関節に減らそうという流れが起きました。

 

なので、DAS-28をDASにリンクさせるよう、回帰係数の調整が行われました。

そうして登場したのがDAS-28ということになります。

 

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ところがこのDAS-28、正確を期して作られたはずなのに、煩雑だという話になります。このようなネットサイトもしくは専用計算機などを用いて計算する必要があるので、臨床的には使えないといわれてしまいます。

 

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結局、直に足すだけというSDAI/CDAIに戻ってしまったんです。

これが可能になったのは、最近のコントロールが良好な患者が増えてきたことがあります。腫脹があっても数関節レベル。これなら回帰式を書くまでもないかもしれません。

 

 

現在は欧州ではSDAIとCDAIが使われています。

 

さらに採血が後で行われるので、CDAIということになります。

 

 

 

日本では切り替えが遅れた

 

ところがです。

じゃあDASをやめよう!というわけにはいきません。

 

多くのRAスタディーは現在データベースで動いています。

こぞってDAS-28に移行したスタディーは、

患者VASはとっていても医師VASを取っていないのです。

 

 

ということは、

これからSDAIに切り替えても、過去のデータのDASをSDAIに変換できないのです。DASは式もややこしいので、生データをもともと登録していなかったデータベースもあるでしょう。

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ヨーロッパの心変わりにいっつも日本は振り回される。

どこの世界でも同じですね。

 

 

私は新規コホートを立てるときにはCDAIにします。

そして生データで入れるようにしようかと。

最も効果的な円安を生む方法は日本の政治不安、つまり安倍さんが○○である

管理人です。

 

世の中は米朝首脳会談の中止、再開に注目しているはずです。

そしてその不安感から、株式の続落、円安も進行しています。

2月の時点では105円だったのが、現在109円。

円安なのに株式が続落って・・・・

 

 

ところが、対ユーロでは円高なのです。

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私がウィーンにいたころには、139円でした。

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衝撃です。いったい何があったのでしょうか?

 

イタリアの政情不安

米格付け会社のムーディーズは25日に、イタリアのソブリン格付け「Baa2」を引き下げ方向で見直すとの方針を明らかにした。その理由として、イタリアの次期政権が歳出拡大に走る可能性を指摘した(ロイター)。

 

 

スペインの政情不安

スペインではラホイ首相の元側近が汚職事件で有罪判決を受けたことを踏まえ、最大野党の社会労働党がラホイ首相に対する不信任決議案を提出した。ラホイ首相は25日、不信任決議案を否決に持ち込み、4年の任期を全うする考えを示したが、先行き不透明感は強まりつつある。ラホイ首相に対する不信任決議は6月1日に採決される見通しで、解散総選挙が実施される可能性も出てきた。

 

 

どちらも流動性が増します。

 そのためトータル的に、ユーロ圏の失速が懸念されているためです。

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そういう意味では、日本も考えた方がいいのかもしれません。

 

安倍さんは、これだけツンデいるにもかかわらず、このまま首相でい続けるのでしょうか?これは今年の初めからずっと盛んに燃え続けている話題です。

 

しかし、依然として失職や辞任の話の端も聞こえません。ある意味安定しているとも言えます。

 

政治的責任は置いておいて、世界の政情が不安になると円が買われる。そのような風潮は変わらずあるようです。ならば、ヨーロッパ諸国における政情不安は継続して進むと思われるので、今回のことはもう少し続きそうです。

 

 

EULAR 2018 Amsterdam – Annual European Congress of Rheumatology

 

 

 

来月初めにEULAR2018でオランダに行きますので、123円くらいになったら€に換金しようと思っています。前よりもちょっと安く手に入って嬉しいです。笑

 

 

これまで安倍さんは円安誘導で、日本を大安売りしてきました。

実際にはそのようには進まず、国際的な日本の価値毀損を招いただけでした。外国人に日本を買われまくっているのに、自分はもうかったという人までいます。

 

でも、皆さん知っているでしょう。

何が最も円安を招くのか? 安倍さんの決断を待っています。