管理人@仙台です。
仙台は実は初めてで、豊かな自然に恵まれていると感じました。
さて、本題です。
東北大学の井樋先生が会長です。
非常によく万事整えられており、快適に会場を見て回ることができます。
4月からリウマチ学会、日手会とRAセッションの梯子してきましたが、改めて他の分野の話を聞く気になれず、またここです。
改めて感じることは、若手・中堅の整形外科は手術にこだわりすぎだということです。
確かに機能改善には手術は非常に有効なツールの一つで、切れ味のいい治療です。
しかし、手術の適応というのは、実は明確な基準がこの分野、ありません。
整形外科の他の分野でも、手術適応というのはある程度決まっていても実は医師の肢位的な部分って結構入っています。
名古屋大学の小嶋先生は、手術適応の数字化にチャレンジされていました。
岡山の西田先生、新潟の石川先生は、うつ状態まで考慮しての介入を目指していました。 これからの時代は、手術も使って、エビデンスをもって長期的に関わり合いを持っていく必要があるというメッセージを受けました。
それと、大阪南医療センターの橋本先生の話に、医療の進歩により、施設間の差が非常に大きくなっている格差が大きくなっているということがありました。
大阪にいる4万人の患者のうち、きちんとコンロールを受けているを受けている人は立った1万人、残りは地域で伝統的な対症療法を受けているだけ・・・とのことです。
いろいろと考えさせられるセッションになりました。