リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

チャンスの窓は広がったのか?コロナによって逆に若返ることも夢ではない

withコロナ時代といいますか、ニューノーマルが提唱されて、新しい生活を推奨されるようになりました。

 

でも多くの方が「推奨」とはいえ、いつもとかわらず会社に通勤しているよ~ とか、コロナでも出勤は変わらなかった とか、 在宅勤務できない業種なので、休みになってました。 そういう方が多かったのではないでしょうか?

 

ってことは、「新しい生活」って何なのさ?

大規模イベントの禁止と、歓送迎会を含めて飲み会禁止 だけか?!

ということになります。

 

 

コロナで得たものは何なのか?

 

この状況を、ただのこれまでの楽しみが禁止されただけとしてしまっては、もったいないというか、だんだんじり貧になるだけです。

 

「コロナのおかげで得られるようになった何か」を考えることは、未来へジャンプするのに必須事項なのではないでしょうか?

 

普段からワンランク上へのジャンプを得られるとしたらここです。

 

 

・コロナにより会合を避ける必要が出たため、不要の会議が減りました。

また、場所を選ばない系の会議に関しては、移動時間を排した状態で行われるようになりました。(Web会議)

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WeeklyOchiaiなどでも言われていますが、

 

レベルの高い人たち(ニーズの高い)は、移動時間が無くなったことで、かえって仕事が増えている

 

 

 

移動時間なく、次々に仕事から仕事へ。

芸能界でも売れっ子は、オンラインではしごできる。

 

 

われわれは時間と空間の面で自由度を増したのです。

 

 

 

 

また人生は学びの連続です

 

これまで学びなおそうとしたら、大学の講義にもぐるとか、どこかである講演会に参加するとか、学びへの金銭的・時間的コストがとても高いためハードルがとてつもなく高かった。

 

 

 

 

ところが今、YouTubeなどもですし、ZOOMミーティングなど、

パソコンとインターネット、URLさえあればどこでも参加できる。

 

ハードルはとても下がったのです。

 

 

むかしは、著名人の話を聞こうとしたら、ハイレベルの思考回路の人の会話に混ぜてもらおうとしたら、こっそり通ったり、名刺を交換したり、その上で興味を持ってもらったり。下ごしらえをかなりしてからようやく会える。

 

 

 

 

それが今や、ネット配信。

阿部さんの無意味な演説をテレビで見る時間があれば、その時間でNewsPicksを見る。ホリエワンを見る。

 

 

それらのチャンネルでは、第一線で活躍する、エリートが呼ばれて意見交換をしています。それらのなんて具体的で明確で、正確なこと。びっくりします。

 

 

頭の回転の速さや、世間を見る目線などを知ること、追いつくことができるには、普段自分の日常生活では使わなくて長いこと休眠させていた、別の思考回路を再始動させることが必須です。

 

長き眠りから覚めるいにしえの機械が、頭の中で発掘され、再起動をかけられる。そして日常生活にまみれて鈍化していた自分を、ふたたび昔のように鋭的にする。Sharpens me up...

 

newspicks.com

 

ネット配信されている、先鋭の人たちに、ごく少額の会費でたどり着くことができる。そして自分が活性化される。

それがコロナがもたらした恩恵です。

 

 

これを機に自分をきらりとさせたいものですね。

では。

ポストコロナショック後の生き方はどうかわるのか?  働き方と家族の在り方と収入の考え方の変化を予想する

管理人です。緊急事態宣言が、多くの府県で解除され、町は賑やかさを半分程度取り戻しつつあります。

 

今日は未来についてだらだら考えてみようと思います。

 

 

コロナが始まり、人々が警戒態勢を取り始めたころは、まだダウンジャケットを着ていて、同時にインフルエンザもはやっており、まさに風邪の季節で感染症の多い季節でした。

 

でももうすぐ6月、日も長くなり、本来は感染症の季節ではありません。

引いたとしても夏風邪くらい。感染症よりは、熱中症対策の方が大事です。

 

BBQや夏休みの旅行、人々は日々の忙しさとともに、いかに楽しむかを考える時期だったと思います。

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しかし今年は、、

未来は見えないのと、皆で楽しむような行事ごとはできなくなっているので、

楽しく過ごすことが難しくなっています。

 

みなにコロナのうつ病症状も増えているのではないでしょうか?

 

 

 

ポストコロナの生き方

 

本題はここからです。

コロナの治療薬ができるとか、予防接種はできるとかそういったことは関係ありません。現在のアラート状態が解除されても、人々は、他の人とのかかわり方や、不要な会議、非効率的な社会制度、都市設計の在り方、いろいろなところに問題があることを気づいてしまいました。

 

社会構造は、これまでよりも加速して変化していきます。

 

 

都市に密集して、無意味に人だけオフィスに集めて、効率の低い会議をして、そんな仕組みは、コロナ時代に弱点をさらけ出しました。

 

 

会社員が、抱えたストレスを晴らすために帰宅中による居酒屋、ストレス発散のためのカラオケ、欲望のはけ口の接待を伴う飲食店、これらはすべて、2000年かけて人類がゆっくりと作り上げてきた大衆主義、都市化という流れでできてきたものです。

 

 

会社のためにどう働く、の在り方も変わります。

www.huffingtonpost.jp

 

会社にいることが働いていることではありません。

 

営業のスタイルも、面通しが有効な事態ではなくなるでしょう。

(とっくにわかっていました)

 

 

 

何をするのが「最低限を稼ぐ」なのかを考えさせられるいい機会になりました。

 

 

 

 

 

どこに住むのがいいのか?

 

これまでの社会観では、

 

・通勤時間を短くして、都市部に高い家賃もしくはローンを払って居住する

 

・通勤時間は長いが、郊外に住んで比較的支払いを抑えて広い家に居住する

 

 

2択でした。 これからはどうなるのでしょうか?

 

まず、会社が高い家賃と出勤機会の減少により、やや郊外に移転する可能性があります。したがって、都市部の家賃はやや下がるでしょうし、空きも出るでしょう。

 

 

 

コロナにより、突き付けられた事実は、自宅でできる仕事は自宅でした方が、移動時間を失わず、効率が良い。です。これまでの無駄を明るみにしました。完全リモートにこれから移行するかというと、それは業態の相性があると思います。

 

私のところは、病院ですので、完全リモートにはなりません。

かわりに、われわれの研究日などは、一部リモートに最適な気がします。また学会なども、移動時間の削減からは、リモートとオンサイトのハイブリッドの方が、効率が良いと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

そう、やっぱり

これから徐々にハイブリッド化が進むと思っています。

 

 

会議にも出席している人と、していない人が混ざって何が悪い?それをはっきりと伝えていきたいと思います。

 

 

 

ということで、私は通勤40分以内の郊外を目指そうと思います。オンサイトでも行けるよう、高速移動手段からのアクセスも確保したところで。

 

 

 

 

 

家族の在り方

 

 

コロナは同時に、これまでの仕事に任せっきりだった教育や、家庭についてを考えさせる強制的な機会になりました。

 

 

こんなに長く子供と過ごしたことはない。という家庭が多かったのではないでしょうか? 教育について、私自身も経験もなく、どうやって子供を教えたらいいのか、まったくわからないところから。 自宅で何とかするしかないところへ。

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子供の成長は、やっぱり家族の責任だということを痛感しました。

同時に教育のありがたさもしみじみ感じました。

 

どうしても遅くなる私の仕事に、逃げてはいなかったか?教育するためには、自分の時間を投入して、自分の行ったことの結果を直視しなくてはいけない。

 

 

 

 

そう思わされました。

学校に勉強を投げて、結果だけに文句を言うのは、問題のすり替えでした。

 

親は自分の家庭の向かう方向に責任を持たねばなりません。

 

 

 

 

 

 

職場で責任もあるでしょうが、とどのつまりは職場は個人を守ってはくれません。

そのことは、皆さんわかっているでしょうか?

これからの斜陽になっている日本社会ではより明確になると思われますが、はっきりと自身の行動につながっているかを確認する必要があります。

 

守ってくれるというか、守るのは家庭である。

 

したがって家庭の行事より優先するべき仕事はないはずです。

 

 

 

え、それでも休日出勤を迫る会社って?? やめてしまえ!

そんな社会です。せめて、自宅からのリモートなら許せますが。

「真面目」な人ほど、間違った決定を下します。

 

 

気を付けて!!

では。

 

 

 

 

 

 

 

コロナ自粛症候群が増えています 自身の体の変調に注意が必要

管理人です。

 

緊急事態宣言は、関西圏に続いて、首都圏でも来週には解除されそうな勢いになっていますね。

これで少しは経済も回るでしょうか?

経済学的な死を迎える人が少しでも少なくなりますように。

 

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引用元は左上に

 

 

 

ところで、本日のお題は「コロナ自粛症候群」です。

 

 

整形外科では、一般病院ではおおむね通常営業が続いてきていましたが、軒並み外来患者数が半分から2/3くらいに落ち込んでいました。

 

大体3月中旬から5月までの2か月間、医療機関は大赤字が続いたものと思います。

 

私の勤める病院でも、手術は急を要するもの以外延期の方針が決まり、手術件数が1週間に3件まで激減、手持無沙汰の医師が増えました。

 

今週に入り、外来がにわかに忙しくなってきました。

 

主訴の多くが、、、、

 

「腰痛」

「肩痛」

「ひざ痛」

 

しかも40歳代から50歳代、それと70歳前後に集中しているのです。

 

40~50歳では、軟骨の減少や、椎間板障害など、そこまで強くないです。

 

器質的なよりも機能的な痛みが明らかに増えているんです。そう、コロナ自粛症候群。

 

 

 

 

 

 

みなさんも3月から5月の連休明けまで、約6週間の自宅軟禁をしたことと思います。

 

その間、ほとんど体を動かさず、手持無沙汰になるので、食べてばかりの方が多かったのではないでしょうか?

忙しかったのは、上の方のレベルの方で、リモートワークでも自分の仕事ができる方たちだけと思います。彼らは、むしろ移動時間が無くなり、Webミーティングが増えたりで忙しくなっていたと思います。

 

 

多くの方は、6週間の”不動”を経験しました。

 

 

人はベッド上安静をしていると、0.5%/日で筋肉が減ります。

さらに宇宙に行くと、その倍の1%/日で筋肉が減ります。

 

 

おそらく今回の「おうちにいよう」は、0.2%/日の筋肉減少を引き起こしたと考えています。

 

動画を見ながら運動とはいっても、しょせん30分までです。ほとんど効果はありません。なんせ、普段は仕事に行ったりで、最低でも10時間は抗重力肢位を取っているわけですから。

 

0.2%×42日間 → 20%以上!!

 

 

 

20%以上の筋力減少と3~5㎏の体重増加が皆さんに生じています。

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 それゆえの、ひざ痛、肩痛、腰痛です。

 

加えて体重増加により、耐糖能異常、血圧の上昇などから、心筋梗塞や脳卒中が増加することが予想されます

 

 

青壮年期の方は、十分に体の変調に気を付けてください!

自分は、大丈夫と思わないで!

 

 

 

以上、外来患者の変化から感じた違和感をお伝えました。

インフルよりも軽症なんて間違えてますよ  コロナと生きるために必要なのは、覚悟です

いい動画を見つけました。

 

 

日本全体が、これから「コロナと生きる」ということを、集団免疫が獲得できるであろう2年や3年までの間に行うことを決めつつあります。

 

誰もが一度はかかるけど、重症化することもあるよね。

それを我がこととして受け入れることと同義です。

 

 

 

 

重症化した時に、ダメージを最小限にするために自分を守るすべを持つべきです。

 

以下は、排痰の方法を記載した、わかりやすい方法です。

英語なのが少し見にくいですが、わかりやすいので、ぜひ覚えておいてください。

 


Fight COVID-19 pneumonia for better breathing with secretion management techniques

 

 

 

覚悟をして、選択した未来に、光がありますように。

 

 

 

 

 

ちなみに、

以前書きました、美容室に、毛髪量に耐えかねて朝一番で予約していってきました。

 

 

www.orthopaedicrheumatologist.com

 

 

私はコロナ従業者に入るので、できるだけいらんことは言わないようにと言葉を慎んでいます。そのため、他の方の会話がダイレクトに聞こえてきます。

 

 

やれ抗体が1%だの、自営業者の気持ちがわかっていないだの。

気持ち論は個人の範疇なのでいいんです。

 

ただ、加えて出てきた

「インフルでも何万人も死んでいるから、コロナの方が軽いんじゃないん?おかしくない?」

 

 

これだけは断固として、間違いだと断言できます。

 

米国の死者は、実はコロナだったとか、言う可能性がとても高いこと。

それから、医療のコストが違い過ぎて、インフルでも高額なので薬を使用しない人が多いこと。医療をそもそも受けない層が多いことから、比較してはいけないんです!!

 

 

コロナ有症者で、回復された方ならばわかると思います。

むしろ、この言葉を聞いて激怒されると思います。

志村さん、岡江さんなどを、われわれがなぜ失ったのか!

インフルでは失わなかったはずです!

 

 

そこのところ、間違わないでください。

とはいえ、私も暖かい季節にコロナがはやるイメージないんですけどね(笑)