管理人です。
緊急事態宣言が出ましたが、皆さんの生活はいかがお変わりでしょうか?
おそらく東京近郊、大阪市近郊以外の方と、地方の方では感触が大きく違うのではないでしょうか?
これらの地域の方ならば、先日私が苦言を呈した危機感について、少しご理解を頂けるのではないかと思います。
www.orthopaedicrheumatologist.com
私にとっても、身近にCOVID-19で亡くなられた方が出て、より待ったなしになっています。
早く治療法が出ますように。。。。
ところで、今日は営業自粛の必要の有無についてです。
経営的な視点はなしで書きたいと思います。でないと水掛け論になるので。
東京都の対応で、世論が真っ二つになっています。
「理容・美容は生活必需品?」で休業要請の議論の真っただ中。
私は、幸いにも父親も髪は高齢でも残っている方で、現在も髪量は十分に残っています。それどころか、美容室に4週ごとに行かないとバランスが保てないくらい、横のボリュームが出過ぎて、くせ毛と相まってアタマ爆発になりやすいです。
3月初めにマスクをしながら、気を付けながら美容室に行きました。
すでに1カ月。私の頭は限界を迎えています。
くせ毛同士の静電気で、ジェルでカチコチに固める以外の方法ではまとまりがつかないくらいになっています。ジェルはあまり好きでないので、実際には職場にはアタマ爆発のまま行っています。
大泉洋の汚い版、、、、
美容室行きたいけど、怖くて行けない・・・
ふっと頭の中に、留学時代の思い出が浮かびました。
そう、海外留学時に困ることの一つ、髪の処理です。
経験のある方ならわかると思います。
語学力が十分でない状態での、長期にわたる海外居住では、生活の中で行き届かないことがいっぱいです。
たとえば、公共交通機関のチケット手配。
しかしこれは、自動販売機やインターネットの発達によって、人と会話することなく購入することができるようになってきて、ハードルは下がっています。
読み書き語学力 << 聞き話し語学力
です。対人コミュニケーションが最もハードルが高いです。
生活必需品の購入をスーパーでする。
これも、買いたいものをかごに入れて持っていけば、会計額はモニターに出ますし、支払いもカードや紙幣を渡せば済みます。
スーパーで困るのは、肉や魚のカウンター越しの購入です。われわれの発音ではほとんど聞き取ってもらえないうえに、向こうの返答が聞こえない。。。。
留学時に、ハムやパンをカウンターで買うのをあきらめていました。
レストランでの注文は、メニューがあれば大丈夫です。だって書いているんですから、指せばいい。会計の言葉だけ単語で覚えておけばいい。
お金のATM[での引き出しも、機械との読み書きでできます。
銀行口座の作成には、、、、さすがに人が必要で、ドイツ語の通訳さんと銀行に行きました。
でしょ。
そう困ったのは、実は美容室でした。
要望を言葉で人に伝える必要があり、人が髪を切る。
これが厄介なのです。
身振り手振りで、髪をどうしてほしいか、。。。いえる方法がありません。
インターネット上では、雑誌の切り抜きや、写真を示して、こうしてほしいと何となく伝える。。。方法が載っています。
いずれにせよ、人とのコミュが必須な、生活必需で、生きている限り増えていく、避けられない事項。 それが髪の処理です。
私だって、できればアタマ爆発よりはカッコよくいたいです。
でも留学時の写真を見直していつも思います。
「ひどいアタマをしている……」
結局、人づてで現地の方と結婚して在住している日本人の美容師さんを探し当て、ほんとうに安心したのを覚えています。
話を元に戻すと、現在の経済封鎖状態を、留学中の不自由さと似た雰囲気に感じています。
髪を切りに行きたいけど、どこに行けばいいか。どうすればいいか。
一律にお店を開けてよいかどうかの話ではありません。
くせ毛の人類代表として言わせてもらえば、理髪・美容はスーパーと同格です。
しかし、感染対策が不足していて行けないです。
密室でマスクをして対応にあたるという点では、われわれ医療人がいま外来をしているのと状況は同じです。
なので、必需ならば、最低限行ってほしいことがあります。病院並みにできれば対策を取ってください。
① 個室化できないのなら、せめて一人おきに着席でしてほしい。
② お客さんごとにハサミや櫛などを消毒、滅菌するか交換してほしい。
③ 美容師さんもマスクしてください!
④ いすなどをアルコールで一人ずつ拭いてください。
⑤ ドライヤーは下に向けて使ってください。上に向けて髪を飛ばさない!
以上を強く要望します。
重ねてですが、私は美容室に行きたいです!でも我慢しています!
では。