リウマチ外科医の徒然草

より良く生きるための抜け穴探しのゆる~いブログ

政治の無責任性はもはや戦国時代の幕開けを思わせるところがある

あけましておめでとうございます。

 

一年の計は元旦にあり。

そう、初心に戻りまして、記事を定期的にします。これが今年の誓いです。

季語で知る日本語「元日・元旦」の意味とエピソードとは…(tenki.jp ...

 

ついに超えてしまった1000人の大台

昨日、巷を震撼させてしまったニュースがあります。

 

「東京都のCOVID-19陽性患者の新規発生数が、1300名を超えた。」

速報が流れたのは午後2時過ぎです。

 

www.kantei.go.jp

 

それを受けたのか受けないのか、対策が練れないのか。

医療が提供されるように体制の確保を。とさ。

 

 

仮に、ステーキ会食が、本人の予定になかったもので、二階のじじいに急きょ呼び出されたものであったとしても、

政治的忖度やパワーバランスの前に現実が劣後する

 

そんな状態であることが透けて見えます。

 

 

 

 

今日更新の、年頭所感に写真すら、ややにやけて見える。(言い過ぎ!)とすら見えます。きっと、そういう顔つきで、本人には責任はないんだろうけど。

 

むしろ、内容がないにもかかわらず、SNSやニュース、会見を連日しないといけないというところが、より無責任性を増してみさせます。

 

 

昨日の1000名を超えたということ自体は、感情論で、すでに年末から900名を超えており、隔離政策などがすべて無効になったことを理解しているのでしょうか?

 

 

戦国時代には無政府状態から戦略智謀の末に新時代を生んだ

 

すでに無政府状態です。

過去の何かの政策を参考に、まねてパッチを当てて、解決するほど現状は甘くないです。世界中の人々が、心からの笑いを失って、もうすぐ一年になります。

 

はっきり言って戦時下で、かつ政府が「大本営発表」を繰り返すばかり。

現場は、責任逃れの、最前線の勇敢な戦士たちの切り捨て。そうなっています。

 

 

 

 

戦国時代には、織田信長が、こんな状態から足利義明を担ぎ、上洛しています。

義昭を使い、朝廷の名前で新時代を作っていきます。

 

もちろん、皆さんがご存知の通り、平坦な道のりではなく、数々の怨恨を生み、比叡山焼き討ちから、最後は本能寺の変で家臣に殺される。

足利義明は、ただただ自分のためだけに、無責任にも各地の大名に、織田討伐の勅令を出しまくるった。

 

 

政治はいつの世も、世のため人のためには働かない。

 

 

 

逆に戦国時代なんだなと。

どうあっても自己責任。

 

このコロナの拡大時期に、医療関係者ばかりが、年末年始に自宅軟禁を要請され!!

半面、世の中の人は危機感もなく、初詣や、こともあろうに初売りに並ぶ。。。

 

 

われわれ個々人ができることは、自身の行動に自身で責任を持つ。

それしかないでしょうか。

ポストコロナの時代に適応しようとするのではなく、

自分自身のなかの時代を、戦国から安土桃山、江戸時代へとすすめる、マインドセットの変革が必要なんだなと思いました。

 

 

 

まず今年の戦略は、収入源をもう1本増やすところから。

人は、結局自分のために動くということを忘れない。

 

 

 

 

 

 

FIREといっても結構地味で、子供がいる家庭では不可能なことがわかった

更新が空いてしまいました。

やはり科研費や学会など、秋は忙しい時期ですね。周りも心なしかおそがしそうに見えます。

 

 

ようやく時間が空きましたので、久々投資や資産運用を書こうかと思います。

 

早期リタイアは最近はFIREと言われるのね

 

投資の友人から、2年くらい前に聞いた言葉だったのですが、当時は当て字に思えたので聞き流してしまった内容です。

 

FIREと言われるようです。

Financial independent, and retire early.

 

この略だとのことです

f:id:orthopaedicrheumatologist:20201023152625p:plain

 

分かり切っていたことなのですが、早期リタイアをするにはどうするのか。

単に資産運用を勧める、広告系の本ではありません。無意味に不動産投資を進めて来る、詐欺まがいのものでもありません。

 

 

 

基本は、私たちがいつも収入から考え始める癖を持っていて、それを支出から考えるように改めるというところから始まります。

 

 

そして、年間の支出を、財産の4%以内に留める。

ただこれだけの要です。4%の利回りで回ることが前提で、維持できれば、永久機関となりえる。

 

 

 

 

ますは支出を把握する必要があります。

自分のmoney forwardを開きました。

 

家賃と教育費用がかかっているので仕方ないのですが、、、

月の支出が、。。。。。 4%利回りなので、

12をかけて、0.04で割って。。。

 

 

投資資産が月の支出の300倍必要ということになります。まずは支出を抑えないといけないですね( ・∇・)

 

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そんなのは無理だろうと思いながら、、

 

整形外科医のブログさんの記事を見ました。

seikeigekai.org

 

 子育て世代で、月の貯蓄額が30万円?!

  びっくりしました。私は全くできていません。

 

 

 

 

保育園は大体みんな勤務医はMAXまで費用が掛かりますので、月に10万円です。

家賃またはローンが個人さまざまですが、小生は18万くらい。

水道光熱費、食費、子育て消耗品、子供の習い事、、、、15万ちょっと。

 

 

大人の趣味に充てる財源も、時間もありません。

 

 

 

手取りは、これに30万円を足した金額より少ないため、我が家では必然的に貯蓄が下回ります。これが実家など持ち家ならば問題ないのですが、保育の無償化が待ち遠しいところです。しかし年々教育費が上がっているので、受験を考えると安心はできません。塾などの費用もばかにできません。

 

 

 

 

子育て家庭ではFIREは無理なのではないでしょうか?

定年過ぎても働けるよう健康に気を付けることにします。

 

 

 

「目的が論文を出すこと」  情報があふれるよこの世の中で信じられるものはほとんどない

管理人です。

また久々になってしまいました。

今日も雑感ですが、論文といわれるものについて、遅ればせながら気づいたことが多々ありまして。

 

 

学術論文は科学の偉大なる進歩ではなく、虚なものになってしまった

 

皆さまもご存知のことと思います。いわゆる論文といわれるもののことを。

ただし、その内容、扱われ方、意義、裏の意味などまで熟知する人は、ごく一部なのではないでしょうか?

 

 

学会、学術界というところは、とても奇怪なところでして、論文といわれるものは、「積み重ねてきたことの結果を世に示す」という、基本的な部分をはるかに超えた挙動を示すものになっています。

 

 

記憶に新しい、新型コロナウィル関係の論文。

ばたばたと投稿され、掲載され、各国がウィルス対策を決める際の道しるべになってきました。しかしそれらが次々と取り下げになっているのです。

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震源地の中国では、兎にも角にも世界初の成果を示すべく、新たな薬の人体実験風のデータのとり方や、うそのデータの採取、さっさと乗せるための捏造、何でもありだったようです。

 

これは欧米でも同じで、本来ならコロナで死にゆく人たちと接するのが精いっぱいで、データを取るとか、書き物をする時間はなかったはずです。

 

 

 

これでお判りでしょう。

論文という成果は、

これまでの努力の結晶 ではなく、 自分に実力があるかのように見せるための虚 として使われるようになっているのです。

 

 

取り下げ論文の主たち、掲載された論文による名声により、新たな職を得ようとするもの、栄転をもくろむもの、薬により利益を得ようとするもの、魑魅魍魎です。

 

研究者本人たちだけではありません。周りの製薬等も、乗っかかって、ビジネスチャンスとしてやっています。

何度も言いますが、論文はお金のために取引されるようになってしまいました。

 

 

目的が論文、という組織を私は数多知っています。

内容や、正確さ、他者への影響など、最も公正さを大切と考えるべきところをすっとばして運営される組織。いっぱいあります。

 

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主従が逆転してしまった、現在の論文といわれるものに対する情熱を、私はもはや失っていまいました。

 

医療 | かわいいフリー素材集 いらすとや【2020】 | クリスマス ...

論文は不正の温床だが締め付けるとかえってまじめな人に負担がかかる

 

私は論文を書くということを、それなりにやってきました。

それなりに自分の同僚よりは頑張ってやってきました。

 

そのなかで、この10年はずっと逆風でした。

 

 

というのも、製薬企業と大学教授に癒着による不正論文などが数々明るみになってきたからです。

http://dl.med.or.jp/dl-med/doctor/member/kiso/h12.pdf

 

 

彼らはお金のために正義を売っていました。

彼らは不起訴で、年齢的にも定年、逃げ切っています。

news.yahoo.co.jp

 

 

結果として、現在の研究者たちに負担がかかってしまっています。

 

倫理審査、それだけで金のない研究者は自腹を切ります。

臨床研究法、手続きだけで研究の数倍の時間を取ります。

大きなデータを取ろうとすると、保険に入らないといけないので、保険会社ばかりがもうかります。しかもネット入力でないと、書き換えがあるということで、サーバー使用料もかかる。

 

 

まじめな研究者には、正規ポストも、お金も、時間も、手伝ってくれる人もいないんです。

 

 

現在の教授といわれる人たちは、研究はただの虚でいいので、やっている振りでいい。誰かにさせて、結果だけ、中身は二束三文。

パワハラの温床になる。

彼らは、製薬会社から講演料などをせしめて、実は何にもない。

何だ、座長講師って。 開会の辞を言うだけでうん万円のギャラ。

 どうして実際しゃべる人よりも高いんだ?

 

 

しゃべる人も、講演料で魂を売っている。

 

講演料の開示サイトはこちら、。

db.wasedachronicle.org

 

 

 

研究は、やってるふりでいいし、出来上がったものは、お金を得るための実弾になる。

必死にまじめな研究者がやったことが、他人の肥やしになる。

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その成果を見せかけでも作ることで、自分が評価され偉くなろうとする、そんな輩も増えています。

 

 

それがコロナ論文たちの闇です。

 

嘘でも出してしまえば、価値が出る。

中身なんてわかんない。そんな世の中です。

 

 

逆に出版社も、投稿料を取って、研究者を餌にしだしました。

 

www.orthopaedicrheumatologist.com

 

 

私はこの無意味なチキンレースから降りることにしました。

正しいことをやるためにと、我慢を続けてきて、自分の論文が全く手伝いもしない人の名前を入れるように、教授に指示され、我慢してきました。

 

 

でも、また他人の研究を代わりにやることを命じられ、何かが私の心の中で切れました。この組織とは縁を切る。

 

さようなら。

むしろようやく闇から解放された気分です。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ医療従事者はこんなにも犠牲を強いられるのか? のど元過ぎて傍若無人な”一般人”に怒りを覚えた件

管理人です。

タイトルがやや過激ですが、声を上げない方がよくないと思うので、微力ながら書かせてもらいます。

コロナウィルス対応についてです。

まいまい"こそがキューピット!?田中圭主演「おっさんずラブ」を非 ...

写真は中身とは無関係です

 

大枠がわかってきて怖さを忘れた一般人

 

緊急事態宣言は、今や昔 4月ころ。

発出した首相の辞任会見と景色づく候補者に未来を見るわれわれ。

 

GOTOキャンペーンとやらは、今も現在進行中であり、当初東京都を除外していたが、解除される見込みになっている。

 

アベノミクスという膨張戦略がもたらしてた実質賃金の4%を超える下落に目をつむり、さらに未来に資源を前借する方策を使うばかり。

 

GOTOでジャブジャブにしたものは、いつだれが支払うのだろうか?また経済が死ぬのが怖いということで、「感染を一定数許容する」というのだが、その一定数のうち、一定数はなすすべなく、医療費を大量に投入しても救命できない。

 

志村けんや赤江珠緒さんの死を忘れたのだろうか?

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街中では、中年のおっさんがむしろ宴会をしまくっています。

 

 

一時期言われたみたいに、若者が飲み会とかパーティーとか、我を顧みず行っているという現状は、もはやありません。

 

むしろ悪いのは、中年のおっさんです。

60代の感染者の増加は若者のせいではありません。

 

地域の住民が、頼りにしているような小さなレストランなどで、

10名くらいで集まって何らかの打ち上げをしている。大声でしゃべりまくり、長時間居座っている。ゴルフにもいっているらしい。

 

大声すぎて聞こえるのは、下品な話ばかり。「俺たちは、こうやって宴会をして、経済を回してやってんだ」とか、「マスクを中国から安く仕入れて、いまでも50%くらいの利益率で回っているのでぼろもうけだ」とか、家のみの需要で、酒がうれまくるとか、、、、  

 

また、知り合いの社長が、まったく無症状でPCR陽性だったとか。直前まで俺もい一緒に飯食ってたわ~ とかいうとる。 

 

彼ら自営業者には、自分が得になるかどうか以外の価値基準はないのだろうか?

 

営業自粛なども決めるのは自分の判断。 不要な宴会でも、するかどうかは自分の判断。これが自由というものであろうが、釈然としないものがある。

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医療機関や介護施設の職員がどれだけ制限を受けているか

 

前述のおっさんずイレブンに物申したい。

 

医療機関や介護施設の職員たちが、どれだけの我慢を強いられているか知っているか?と。

 

介護施設でクラスターが起これば、死人発生に直結する。

医療機関でも死人も発生するし、一瞬で重症者ベッドを全部使用不能にする。診療業務を止めざるを得なくなり、それに元なう見えない死者や病状悪化者が出る。

 

 

それらの広大な犠牲を危惧して、私生活に制限をかけています。

 

 

私の職場では、家族以外の人と食事を一切共にしてはいけないことになっています。人数とか、時間とかではなく一切禁止。

 

府県またぎの移動も不可です。

夏休みも、でかけるどころか。。

 

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われわれの努力を、おっさんずが帳消しにして、さらにそれが正しいことだ、俺たちが経済を回しているといって回る厚顔無恥。60代のおっさんという階層は、人の言うことを聞くとか、思慮深い人柄などある人がもっとも少ない年代です。

仕事などでの権限を自分の偉さと勘違いしている残念な年代です。

 

 

しかし彼らの体は、決して若くなく、コロナが本気を出した場合、本当に死にます。自分のことだけでなく、周りも見れる一般人を期待するのは、私のエゴでしょうか?  少なくても医療関係者はかなりの我慢をしています。

 

経営層も、医療にはGOTOキャンペーンはありませんので、かなりの我慢をしています。

 

コロナを診ない病院だけが、なんとか経営危機を避けられて、コロナを診るびぃういんの方がむしろ、傾いています。

 

 

傍若無人な”一般人”何とかなりませんか?

 

では。