いつも巡回しているブログで秀逸な記事を見かけました。
サマライズしますと・・
・特定の地域の不動産物件の情報をSUUMOで検索する
・「賃料」「広さ」「築年数」「駅徒歩分」などをExcelに転記
・数十分かかっても我慢
・得られたデータから、賃料と広さなどの相関・散布図を作成
またここで、大事なデータを出しておられます。
今回は新築する物件の種類を検討することが最大の目的です。30~40㎡のDINKS向けか、60㎡以上のファミリー向けのどちらに分があるのか?
散布図を確認すると、35㎡ぐらいから物件供給数が少なくなる傾向があります。この土地は永久保有するつもりなので、超長期での賃貸経営が前提です。
専有面積60㎡以上
賃料と専有面積との相関 0.669915483 ㎡単価と築年数の相関 -0.612219975 ㎡単価と距離の相関 0.040562941
専有面積30~60㎡
賃料と専有面積との相関 0.565379872 ㎡単価と築年数の相関 -0.705595925 ㎡単価と距離の相関 -0.042989187
この結果をみて、私は愕然としました。専有面積が広ければ競争力が増して、築年数が経過しても競争力を維持できると予想していました。しかし残念ながら事実は真逆のようです。おそらく、60㎡以上の賃料水準を出せる世帯は高所得者層なので、築年数への拘りが強いのでしょう。この結果だけをみると30㎡以下の1Kがベストのようにも思えます。
との考察をされています。
私は、専有面積と築年数で当たりで考え直して、
1/rで逆数をかけまして、
60平米以上 1.49 30~60平米 1.75
-1.64 -1.41
平米当たりの価格は 30~60平米が高い
築年数でも価値下落が 30~60平米が少ない
私はいま、もう少し広い物件を探しています。
上記のことを考慮に入れると、
この地域においては投資としてのうま味は、広すぎない家ということになります。
さらに物件数が多ければ、群間比較が細かくできます。
30以下/30~45/45~60/60~75/75以上
現在の売買不動産の属性を考えると、少なくても上くらいは必要です。
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そういいながら、大事なことを思いつきました。
- 新築/新古物件の価格と賃料比較
- クラスター分析による購入価値のクラス分け
統計をある程度いじっている人間としては、論文が書けそうな気がします。
時間がある時にやってみようと思います。
結果が面白ければ投稿させていただきますね。
では。