まだ終わってないのですが、、、、
忘れないうちにということで、備忘録を書きます。
Medical University of Viennaです。
最も難関は、Clinical Fellowshipだと思います。
これができればどれでも通ります。
必要書類は、
1.Application Form Clinical Fellow
2.Copy valid passport
3.Copy Birth Certificate (official translation)
4.Copy Graduate Certificate Medicine* (official translation)
5.Copy highest Medical Degree* (official translation) and/or
Medical Licence* (official translation)
6.Certificate of Good Standing
7.Criminal Record
8.Antibody test: HIV, Hep A/B/C, rubella, measles, mumps
and TB (incl. translation)
9.Health & Casualty insurance
*) Items (original plus translation!) marked with asterisk* have to be certified with an apostille (acc. to The Hague Convention of 1961)!
これに加えて、
VISAの申請に必要な書類があります。
- 記入漏れのない、署名済みの申請用紙
-
パスポート(原本とコピー)
- 日本の在留カード(原本とコピー)
- 証明写真1枚
- 現在の職業の証明
- 被雇用者:最近発行された雇用証明書(原本):レターヘッドのある用紙に、会社の住所、電話番号、在職期間、職務、収入が記載されていること。
- 自営業:最近発行された、日本での自営業やビジネスの所有者であることを証明する、弁護士、会計士、あるいは商工会議所からのレター(原本):収入が記載されていること。
- 学生:最近発行された在学証明書(原本)
- フライト予約確定書
- オーストリア、その他のシェンゲン協定加盟国の滞在先の予約確認書:
- 旅行保険証明書(原本)
- 滞在費用をカバーする資金証明:直近6か月分の通帳/銀行の取引明細
- オーストリアの次に訪問する国のビザ
さらにオーストリアという国の特性を考えて用意しないといけません。
つまりギリギリにしか動いてくれないのに、急ぎだしたらせっかちなこと。
これらの中での難関事項
A. Copy Graduate Certificate Medicine* (official translation)
B. Copy highest Medical Degree* (official translation) and/or Medical Licence* (official translation)
C. Certificate of Good Standing
D. Criminal Record
E. 現在の職業の証明
F. オーストリア、その他のシェンゲン協定加盟国の滞在先の予約確認書
詳細に説明します。
A. Copy Graduate Certificate Medicine* (official translation)
ウィーン医科大は、原本が英語(ドイツ語)のまま公印が押してあるもののことをOFFICIAL TRANSLATIONとします。
したがって、
出身大学でレターヘッド付き英文を発行してもらうのが最良です。
サインと、卒業日、証明日を入れてもらえるよう、
英語で見本を作って一緒に提出するのがよいでしょう。
3か月以内のものなので、3か月ちょうどに出身大学に申請、2週後には受け取れるようにしてください。
受け取り次第、宣誓書を用意します。
アポスティーユが必要です!apostelle
詳細はこのページを!
www.orthopaedicrheumatologist.com
おそらく予約を取得したりするのに1週間かかるので、
ワンストップサービスを用いても完成まで1月要します。
もしも私文書で、外務省を通すとなるともっと時間がかかります。
期限には間に合うのですが、他の申請を圧迫します。
なるはやをお勧めします。
B. Copy highest Medical Degree* (official translation) and/or Medical Licence* (official translation)
これには厚生労働省に申請が必要です。
申請は、
ここに書いてあります。
書類を作成 → 所属長(通常は教授か?)の捺印 →
厚労省へ郵送 → 2か月くらいで郵送されてくる
医科大では3か月以内の証明日とあるので、
5か月前に書類を準備して、4か月前に厚労省へ郵送し、3か月以内に手元に届く。
英文で証明されているので、これは公文書の扱いです。
受け取り次第、医師免の原本コピーと宣誓書を用意します。
これにもアポスティーユがいりますので、
Aの文書と同時にしたいところです。タイミングが絶妙ですね。
C. Certificate of Good Standing
これも厚生労働省文書です。
上記のサイトと同じところに出します。
アポスティーユ証明がいらないところが、ましです。
Bの文書と同時に、厚生労働省へ申請を行います。
www.orthopaedicrheumatologist.com
D. Criminal Record
これには参りました。
6か月以上滞在する場合には、現地にVISAではなく在留許可をとるため、結構簡単に取れますが、それ以下の場合ですと取得が困難です。
その理由はこちらの過去記事を参照ください。
www.orthopaedicrheumatologist.com
これは警察庁の管轄の書類なので、ウィーン医科大よりも権限が上なのです。
したがって、要請があっても発行してもらえないことも。。。。
ぜひ、在京オーストリア大使館に相談ください。
私の場合は結局、数か月かかりました。
E. 現在の職業の証明
これは英文で書かれていて、ユーロ換算の給与額が記載されている必要があります。
また、VISA申請書に職業名の記載欄があり、職名も必要です。
私はAssistant Professorと書いてもらいました。
自分の職場に依頼するものですが、
レターヘッド付きで、サインと記載事項の指示がいるため、テンプレートを用意して依頼する必要があります。
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F. オーストリア、その他のシェンゲン協定加盟国の滞在先の予約確認書
これは他のものとは違う書面になります。
現地の家を貸してくれる方に、証明書を作って送ってもらわないといけません。
VISAは3か月前から受付です。(在留資格の方は、現地で頑張ることになります。)
ということは、3か月前に証明をもらうことになるのですが、
現地人の性格からしたら、そんなに早くしてくれません。
私は現地のエージェントを用いたのですが、
このエージェントも、オーストリア化していて、本当に動きが遅くて困ります。
音信不通2か月で困りました。
www.orthopaedicrheumatologist.com
結局、ギリギリに電話が通じて、遅いで送ってもらったのですが、
「手付金を払わないと証明書が発行されない。」ことが多いため、海外送金の手続きにも多くの方は1週間近くさらに要するのではないでしょうか?
さらに悪いことに、証明書をファイル上書きで作っておられたため、
ゲストの名前が、前の契約者のままになっていたのです。。。。。
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VISA申請センターまで行ったのに、
却下されて帰ることになりました。怒
みなさん、書類の
「名前」「日付」はもう一度チェックを!!
まだおわらんよ、まだ!
シャアではないですが、もう一つ最大の関門があります。
Cooperation Agreement
つまり、大学間の協定を結ぶ必要があるのです。
これは本当にきつかったです。
私の場合、同大学から以前に行った人がいればよかったのですが、
初めてのケースでした。
公的機関は「前例なし」に対してそっぽを向きます。
これをとらずにFellowになるには、
公的Grantの獲得しかありません。
獲得すれば、ウィーン医科大が費用を面倒見てくれます。
私は、とある小さなグラントを日本で獲得したので、
軽々しく
「ハードルは越えた」と思い込んでいました。
ところがどっこい、そうではありませんでした。
公的Grantとは、これのことを指すのでした。
オーストリア留学 – Österreichische Botschaft Tokio
つまり、私の小さなグラントは、私的グラントで、
Agreement以外にFellowとなるすべがなくなってしまったのです。
それが発覚したのは、9月中旬。。。
A17 地球の歩き方 ウィーンとオーストリア 2017〜2018 [ 地球の歩き方編集室 ]
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実は、留学の話が出た1月なら申請が間に合ったかもしれなかった。。。
ですが、この時点では知る由もなく・・・・・
ウィーン医科大の立場:
当方の大学側が、協定を結びたいというのなら、結んでやってもよい。
当方の大学の立場:
前例のないことで、わざわざ協定を結ぶためには、教授会などの査問委員会を経て、許可が出ないと結べない
これをどうやって、学内で通していったのかは、秘密です。
でも私がここを通ったので、
次の人は私の轍を踏んでウィーンに行けます。
いつか誰かの役に立つ時が来たら、気兼ねなく聞いてくださいね。
では。
*1:+_+