管理人です。
4月は例年学会が立て込むため、なかなかゆっくり思索を巡らす時間がないのですが、今日は学会で面白い話を聞いたのでUPを。
表題の通り、日本人は絶滅危惧なんだという進化論をまとめた話を聞きました。
日本の人口動態については、先日の記事でも書きました。
www.orthopaedicrheumatologist.com
すでに聞き及びの通り、すでに人口は減少に転じています。ところが、もともと日本人は明治維新ごろでも3000万人程度であったようです。
そういう意味では、戦前で1億弱でした。
この1世紀半で4倍に増えているのです。
進化論的には、急激すぎる変化なようです。
もともとヒト科のなかで、ホモ・サピエンスは、ネアンデルタール人などの旧人類を滅ぼす形で最終的な地上の支配者になったようです。
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狩猟者から始まり、農業革命・産業革命を経て現在に至る。
なので、われわれはなかなか自分の生きている期間では感じにくいのですが、常に人類は進化を続けていかないといけないということのようです。
よくよく考えれば、コンピューター技術、通信技術の進歩とそれに伴う生活様式の変化も、進化の一つかもしれません。
そして、社会を保つためには常に繁殖を続けなければいけないようです。繁殖、、、子供を増やすということですね。
日本は経済学的にも、進化論的にも繁殖量を増やさないと絶滅する。
今のペースでは2100年には明治維新のころの人口になって、その後には絶滅
先日のTVでは元なでしこの丸山さんがネタと思いますが、法律的に生殖を義務付けると言っていました。今日の講演者はもう少し社会的で、出産適齢期の女性が子育てと両立できるように社会的に支える。とくにまず会社に搾乳室を作るところからといっていました。
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そもそも働き方改革とは何なのか?
安倍政権・内閣官房が言う働き方改革とは、以下の通りです。
働き方改革とは、一言でいえば「一億総活躍社会を実現するための改革」といえます。
一億総活躍社会とは、少子高齢化が進む中でも「50年後も人口1億人を維持し、職場・家庭・地域で誰しもが活躍できる社会」です。
働き方改革の大目的を実現するためには3つの課題があります。
・長時間労働
・非正規と正社員の格差
・労働人口不足(高齢者の就労促進)
これらが、働き方改革の最重要事項といってもよいでしょう。
あれ?と思いませんか?
人口一億を保つための改革ではないのか?
なんだかパッチを充てるだけのような。子育て支援が目の前のもろもろの後ろに回ってしまっています。
少なくても私の同業者では、整形外科医では、女医さんの子育ては本当に戦争です。今の政府の試みでこれが改善する方向に進むようには全く思えません。
学問と政治は別物。
なんだかな~ですし、このままでは日本は講師の言うよう絶滅ですね笑